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考える力を試してみよう(発想力)回答編 10~「思い付き」と「考える」の違い~

前回まで

まずは問題を自分で考てみる
①考える力を試してみよう!(発想編)
  ↓
考える力を試してみよう(発想力)回答編
②回答編1:「考える」の基本は言葉を定義 しているか?
  ↓
回答編2:現状維持にも「成長」が必要
  ↓
回答編3:「変化が厳しい時代」の
 子どもたちに必要なもの

  ↓
回答編4:「考えるの基本」言葉を定義しよう
  ↓
回答編5:「考え方が逆」?順番があるの?
  ↓
回答編6:「考える」ことに「補助が必要」な人との差は大きい
  ↓
回答編7:視点を変えて、アイデアは
 全て捨てない、潰さない!

  ↓
回答編8:「本当に無理なのか?」を
 追及できているか?

  ↓
回答編9:「行動しない」という選択肢
 が大きな結果の差を生む

【前回のあらすじ】
「行動しない」という選択肢によって、
自分は他の人が思いつかないことに
集中的に行動(選択)していける。
他人と同じことをしないとは
人と同じことを「選ばない」こと。

今回

思い付きのみで動く人
考えて動く人
その「結果」の差は圧倒的になる

ピクトさんの考え方(復習)

↓ピクトさんの考え方(回答編5で説明)



↓ピクトさんの考え方の順番(回答編6で説明)

つまりピクトさんの考え方では、
「思い付き」※のレベル
になってしまうんです。
※思い付き=何も考えないで回答(回答編9で説明)

「思い付き」と「考える」の違い。
その差がこうなります。

「思い付き」と「考える」の違い




思い付きでは「短絡的な答え」
しか出てこなくなります。
一般的に言われる視野が狭い。
そういう状態になってしまう。
なんでそうなってしまうのか?

「思い付き」で進んでしまうと?

「消す」ことに集中してしまい、
「消す以外」の選択肢が見えなくなる
だから・・・
短絡的な答え=誰でも思いつくもの
しか出てこない。

しかも実際にピクトさんは、
「消す」を考えているわけでもなく
まず「水をかける」ことを考えました
すると・・・
「水をかけること以外に何かある?」
「水中心」の発想に支配されます。
入口が狭いから出口(選択肢)も狭い
(選択肢が無いことのデメリットは回答編9

「結果(対策)」として
圧倒的な差がうまれる。

「結果」としての圧倒的な差とは?

もう一度図を見ます。

例えば企業の企画担当だとします。
企業であっても何かの企画には、
必ず「制約」が付きます。

思いつく制約はまずお金(予算)。

上記の「考える」の中で言えば、
「飛び越える」→「ヘリコプター」
なんてお金かかります。
でも「お金をかけていい!」となれば、
ド派手な「演出」として使えます。

「飛び越える」→「背中にジェット」
なんて夢や未来を扱う企業なら、
あってもよさそうな演出です。

でも「お金がない」なら、
そんな派手な「演出」はできません。
「飛び越える」→「すごい高い竹馬」
とかなら予算的に行けそうです。

もし「カーテンメーカー」だったとしたら、
「自社カーテンで使用の防炎素材で、
 燃えにくい服を作って突き抜ける」
なんてことも派手に見えて、
お金はかからないかもしれません。

つまり状況に伴った選択を提示出来る。

対して「思い付き」は、
どんな状況でも「水をかける」。
その発想から離れられないから、
その発言しか出来ない…

もちろん極端な例ですが、
これが「考える」ことが生む
「結果」として表れる能力の
となっていく例なんです。

「考える」人・「思い付き」の人

一言で言えば、
考える人とは?
状況によって最適なものを選んでくる人
(安易を「選ばない」ともいえる:前回参照

思い付きの人とは?
どんな状況でも同じことしか言えない人
「言わない」ではなくそれしか「言えない」

どちらが頼りになるか?
どちらが重宝されるか?
は一目瞭然です。

子どもを持つ親御様へ

今回は考えることでの「結果の差」が
就職後の企業等でどう影響するか?
の具体例を述べていきました。

これは、
大人になって就職したり、
社会に入って役に立つこと
だとよく思われます。
が!これこそ
「子どもの頃から知ってほしい」
という内容なんです。
「頭や考え方が固まる前でないと
 学ぶことが難しくなっていく」
と言えるのかもしれません。

その理由はまた次回に!

もちろんこの内容については、
子どもの頃に理解する必要はありません。

子どもの頃に覚えてほしいこと、
世開塾で身につけてほしいことは、
「考える」という行為そのもの。

今は、
「考える」ことで差がどう出るのか?
結果としてどのように変わるのか?

親御様が想像しやすいように、
企業や仕事場での例として、
今は説明をしている状態です。

このような理屈を覚えなくても、
子どもの頃に「考える」という事を
身につけてもらうことで、
自然に結果が出る
になっていく。

そう思ってもらえると幸いです。

しかし、
1回
10回
100回
1000回
10000回・・・
ことあるごとに、
「考えることでの差」
ずーーっと繰り返され
積み重なっていく

このやればやった分の
「経験」による差によって
ひっくり返すことが出来ない
現実が作られていきます。

だから!
なるべくなら早く
「考える力」
を覚えた方が良い

大人になってから知るんじゃなく、
学校では教えてくれないけれど、
子どもの頃に学んだ方がいい

私はそう思っています。

と今回はここまで。

皆様の「スキ」!
それを励みにしています!

今日も世開塾に来ていただき
ありがとうございました!


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