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2024/06/20(木)バーミンガムのパブで感じた『心』と『心』で繋がることの大切さ。【イギリス留学】

バーミンガムのとあるパブでの出来事。

リーズ大学院を卒業したという24歳の中国人女性と出会った。

数時間前、偶然にも日中関係の記事を読んでおり、中国人に対するバイアスがかかっていたような気がする。

その記事の抜粋は以下の通り。

現在日本人の短期滞在(15日以内)に対するビザ免除措置が停止中のため、渡航目的や滞在日数などに応じてビザの取得が必要です。

過去、日本を含む一部の国々はビザ免除の恩恵を受けていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ビザ免除措置は一時停止されました。

日本人の中国渡航にはビザが必要であるため、ビジネスや旅行などの人的交流が大きく制限されているのが現状です。

2023年7月以降、中国政府は多くの国々に対してビザ免除を実施していますが、日本に対しては未だ再開されていません。

https://travelers-china.com/news/thinkingabout-chinanovisa.html

背景に複雑な政治関係や相互主義の壁に阻まれているとのことだった。

しかし、パブでは「人」対「人」の対等な関係。
ガッチリと固い握手を交わし、互いの自己紹介を始めた。

イギリス留学を選んだ理由やお互いの故郷の話、中国で有名な入試の高考(ガオカオ)事情など会話がまるで尽きそうにない。

将来の野望や叶えたい夢を語りあっていると、気が付けば、アルコールを摂取していた3杯目のグラスもあっという間に空になっていた。

この際、英語の良し悪しは関係がない。

本当に大事なこと、
それは英語を介して『何を』伝えたいのか。

『心と心で繋がること』
これこそが本物人間関係を築く根底にあると思っている。

会話の終盤に差し掛かった頃、ほんの少し前まで抱えていたバイアスとは打って変わって、
「日本と中国の良い関係は、まずは俺らから築いていこうぜ」
と伝えた。

お酒も入っていて伝え方は確かに冗談交じりだったが、良好な日中関係が築けると本気で確信している。

なんてったって、日本人の僕と、中国人のその女性は、心と心で通じ合っているのだから。

2時間ほど無我夢中で語り合った僕たちは、出会った時よりも固い握手を交わし、いつの日か再会出来ることを願って別れを告げた。

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