「ヤクルトが強すぎる」審議会。今月の勝率8割3分3厘!巨人の菅野投手からも大量点。どうしたら勝てるのか?

昨季日本一のヤクルトが強い。いや強すぎる。現在、セリーグの首位を独走。24日の巨人戦では、エースの菅野智之投手を序盤に攻略するなどして16―6と大勝した。6月の勝率は8割3分3厘と圧倒的だ。どうしたら、ヤクルトに勝てるのか。「ヤクルトが強すぎる」審議会を、一人で開いてみた。

24日に神宮で行われたヤクルト対巨人の「東京ダービー」。巨人は3連戦の初戦にエース菅野投手を送り込んだ。ここで勝って、勢いをつけて3連勝で風向きを変えたい。

しかし、その目論見は早々に外れた。ツバメ打線がいきなり爆発。初回に6番中村悠平選手が3ランを放つなどして4点を先制した。三回には、山田哲人選手のタイムリーに、中村選手が再びアーチを放って3点を追加。3回までに7対1と大量リードの展開とした。

ヤクルトのホームランキング村上宗隆選手も黙っていない。六回に右翼席中段へツーランを放ち、七回には左翼席へツーラン。右へ左へ放り込んだ。

ヤクルトは6月の試合は15勝3敗と、貯金を貯めまくっている。勝率は8割3分3厘。今季の交流戦を制したが、セリーグ同士の戦いに戻っても、24日現在、6勝1敗と「無双」状態だ。

いったい、どうしたらツバメ軍団に勝てるのか。「ヤクルトが強すぎる」審議会を、私一人で開いた。

まず点の取り合いで勝つのは難しい。今のスワローズには打線の切れ目がない。24日の巨人戦が好例だ。6番打者の中村選手が、菅野投手から2発を放つ打線。初回に勢いづけたら、手が付けられなくなる。

ここはロースコアの展開に持ち込むより仕方ない。今月ヤクルトが負けた3試合の得点は、3点、1点、1点。やはり投手戦に持ち込むしかない。なんとしても初回をゼロに抑えて、ツバメ打線を勢いづけないことが必要だ。

25日のヤクルトー巨人は面白くなるかもしれない。予告先発はヤクルトがサイスニード投手。巨人はシューメイカー投手となっている。

シュ―メイカー投手は、前回登板の中日戦で7回1失点と好投している。明日25日もロースコアに持ち込めれば、勝機はあるかもしれない。

一人で開いた「ヤクルトが強すぎる」審議会。24日の試合が終わり、首位ヤクルトと2位巨人との差は11ゲームに広がった。これだと、ヤクルトの一人勝ちで、シーズンが終わることになるかもしれない。

セリーグの試合をもっと面白くするために。ツバメを追う5チームよ、奮起せよ!

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