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2023年、あなたのハートには何が残りましたか?スポーツシーンを振り返る。阪神の「アレ」がありました。侍ジャパンの世界一奪還も。大谷選手の2度目のMVPも

2023年の大みそか。残るところ、あと1日となりました。かつてテレビ東京で映画を放送する木曜洋画劇場という番組がありました。その中で、映画評論家の木村奈保子さんが「あなたのハートには何が残りましたか?」と視聴者に問いかける名台詞がありました。今年のスポーツでは、読者のみなさんのハートには何が残りましたか?

阪神のアレ。38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース。優勝という言葉を使わずに、岡田彰布監督が使い続けていたのが「アレ」でした。今年の流行語大賞を受賞し、日本中で使われた言葉にもなりました。

侍ジャパンの世界一奪還。大谷翔平選手やダルビッシュ有投手のほか、「ペッパーミル」で有名となったラーズ・ヌードバー選手といったメジャーリーガーが日本代表に加わり、決勝戦で米国を下して、ワールド・ベースボール・クラシックを制しました。

「二刀流」大谷選手の2度目のMVP。今季は44本塁打を放ち、アリーグ本塁打王にも輝きました。日本の小学校にグラブを寄付して、野球をしてほしいという熱意は、ナイスガイぶりをさらに高めました。

バスケットボールの日本代表が48年ぶりに自力で五輪出場権獲得。ワールドカップでアジア勢1位となり、来年行われるパリ五輪の切符を手にしました。1976年のモントリオール五輪以来の自力出場。この勢いがBリーグ人気を後押ししています。

J2ヴァンフォーレ甲府がアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝トーナメント進出。大会の規定に合わないため、ホームスタジアムが使えず、東京の国立競技場で試合を行うことになりましたが、他のクラブサポーターの支援で甲府は勇気づけられました。

競馬のイクイノックスがGⅠで6連勝を達成し獲得賞金20億円越え。昨年の天皇賞・秋からの連勝は止まらず、世界ランキング1位に。11月のジャパンカップを制した後に、現役引退が発表されました。

慶応が夏の高校野球で107年ぶりに全国制覇。決勝戦は前年優勝の仙台育英と相まみえ、8-2で1世紀ぶりとなる日本一に輝きました。大会後に応援について物議を醸すことになりましたが、チームの掲げる「エンジョイ・ベースボール」が結実しました。

ラグビーワールドカップで日本が善戦。4年前に日本が初の8強に進出し、国内を熱狂の渦に巻き込みました。今回はそれ以上の成績を狙いましたが、グループリーグ敗退。しかしイングランド、アルゼンチンといった強豪に善戦し、日本の強さを印象付けました。

ほかにも、まだまだ数晴らしいスポーツシーンがありました。選手たちの全力プレーが見る人たちに感動と勇気を与えてくれました。

あなたのハートには何が残りましたか?2024年も、スポーツの感動を伝えたいと思います。よろしくお願いします。

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