お前なぁこのままやと2000%成功でけへんで(4)
こんにちは、Seijiです。
今回の記事は「夢をかなえるゾウ」実験シリーズの第四回です。
人生を変えたいごく普通のサラリーマンの前に突然現れた神様ガネーシャが様々な課題を通して、成功のお手伝いをするお話。
僕もガネーシャの課題を実際にやってみたので、その経験を共有していきます。
(前回の記事はこちらから)
誰か一人のいいところを見つけてホメる
説明
人はどんなところに集まるか?
それは、自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まる。
また、人の自尊心を満たせて、人から応援されて、押し上げられるようなやつが成功していく。
周囲から嫌われて足を引っ張られるようなやつが成功するわけがない。
多くの人は「人の自尊心を満たす」ことがいかに大事かを理解していない。
「ホメる」のは実は意外と難しい。
ただ表面上持ち上げるだけでは「おべっか」になってしまう。
相手をよく見て、相手をよく知り、素晴らしいと思える部分について正直に言う。
それが「ホメる」ということ。
ほとんどの人はベクトルが自分に向きすぎている。
いつも考えていることは自分のことばかり。
「腹減った」「寒い」「嫌だ」「やりたくない」など。
人と話してる時もたいがい考えているのは自分のこと。
「この人、おれのことどう思ってんだろ」「うわ、緊張してきた」「おれ、ナメられてる?」など。
みんな自分のことを中心に考える。
もっと普段から他人を見ないといけない。
他人をよく観察して、この人はどういう特徴があって、どういう才能があって、どういう癖があって、どういう人なのかを見ないといけない。
でないと、ホメられない。
感想
僕も最近「あ、自分にベクトル向きすぎかも」と実感したことがあります。
実は、将来セラピストになることを目指している友達の授業内プロジェクトをつい最近まで手伝っていたんですけど、手伝ったプロジェクトのひとつに「パートナーと一対一の対面でお互いのよいと思う点、よくないと思う点について話し合う」っていうなかなか踏み込んだ内容のものがあったんです。
彼は、今の大学に来てから一番一緒に時間を過ごしている友達のひとりなんですけど、結構な時間を使って考えたのに、僕は彼のいい点もよくない点もほんの数個しか言えなっかたんです。笑
単純に一緒にいて居心地がいいからいつも一緒にいただけで「彼のどこがよくてどこがよくないか」に関してはあまり考えてこなかったんですね。
今思い返すと、アルバイトなどで教える立場になって以降は相手のことをしっかり観察してあげる習慣があったんですけど、日常生活ではあまりなかったなと思います。
ちなみに彼はセラピストを目指しているだけあって、観察する癖があるというか、ポンポンと僕のいい点よくない点を挙げてくれて、しかもよくない点を言われても不快にならない伝え方ですっと受け止められたのでさすがだなと思いました。笑
このプロジェクトはより深い人間関係を築くためのコミュニケーションを学ぶ授業の課題だったらしんですが「お互いをより理解するにはしっかりと観察しないといけない」という当たり前のことだけど忘れてしまっていた重要なことを僕にリマインドしてくれたので、このプロジェクトに参加できてよかったです。
ちなみにこれは個人的な感覚なんですけど、僕は「ホメる」ことには少し抵抗があります。
理由は単純に誰かをホメれるようなご身分じゃないって思ってしまうからです。笑
誰ともなるべく縦ではなくて横の関係でフランクに関わりたい派なので、「ホメる」っていうどうしても上下関係のニュアンスを感じてしまう言葉に違和感を覚えてしまいます。
でも相手の自尊心を満たすことがすごく大事なことであることも理解しています。
僕も自尊心を満たしてくれる人に囲まれながら働いてきたおかげで成長することができたし、いくら横の関係でいようとしても、僕が教える立場、相手が教えられる立場になることはあります。
じゃあ、どうやって「ホメる」ことはせずに相手の自尊心や自信を高めてあげることができるのか。
考えに考えた末、「感謝すること」がベストという結果に至りました。
これは経験からも自信を持って言えることなんですが、誰かの良い点というのはまわりまわって自分を手助けしてくれているものです。
「細かい点までしっかり注意を払ってくれる」人が同じチームにいたら、ミスがないかのチェックに使っていた時間を安心して減らせるし、「昨日まではひとりで自信を持ってドリンクを作ることができなかったけど今日はできた」後輩がいたら、今までその子に向けていた注意の数十パーセントかを他のメンバーに向けてサポートできる機会を増やすことができます。
「いつも細かいとこまで目が行き届いててすごいよ」
ではなくて
「いつも細かいとこまでチェックしてくれるから、僕のタスクの効率もよくなってる。だからありがとう」
と伝えれば、相手も気持ちいいし(そう信じている)、僕も気持ちいい。
「昨日までなかなかできなかったけど、ついにできたね。頑張った証拠だよ。えらい!」
と伝えてもきっと相手は喜んでくれるとは思うけど
「君がしっかりと自信を持ってドリンクを作成・提供してるもんだから、君がドリンクを作っている間に僕もゴミ袋を替えれたし、皿洗いもできたよ。ありがとう」
の方が僕自身も気持ちいい。
ホメることが悪いと言っている訳ではないですよ。
だって、僕は誰からでも褒められたら嬉しいですし。笑
でももし僕みたいに、自身が誰かをホメることに違和感を感じる人がいたらこの「感謝する」アプローチをぜひおすすめしたいです。
感謝されると相手も「貢献できてる」と感じることができると思うし、その自信はさらなる成長に繋がるはずです。
すみません、少し脱線してしまいましたが、友人とのプロジェクトの後に、意識的に観察して接する人たちの「いい点」を探してみました。
ひとつ見つけたのは、よく一緒にいる別の友達の「とにかく気が利く」という点です。
正直、彼が気が利く人間なのは僕も他の人もすでにわかっていることなんですけど、それに対して感謝を伝えたりしたことはなかった気がするな〜って思ったんです。
だから晩御飯を食べ終わって彼がめちゃくちゃさりげなく僕の分のゴミも捨ててくれたときに「ほんとにいつも気を利かせていろいろやってくれるから、おれも手伝おうって思うし、一緒にいて居心地がいいよ。ありがとう」って伝えてみました。笑
(なんかカップル間のやり取りみたいですが彼には彼女がいるし、ぼくも女性が好きです。笑)
「You are welcome」って言われました。笑
彼も悪い気はしなかったと信じてます。笑
ホメる(感謝する)ことも小さな積み重ねです。
よりよい人間関係を築くには、たとえ些細なことでも「ホメる(感謝する)」ことでお互いを理解し認め合うことが大事なんだなと改めて思いました。
人の長所を盗む
説明
多くの人は、マネをするのがほんとに下手。
成功している人は、たいがいコピーするのがめちゃくちゃうまい。
彼らは、成長するために一番効率のいい方法はコピーであることを知っている。
「すべての創造は何かの模倣である」
この言葉を知っている人は多いのに、びっくりするほどマネしない。
あからさまにマネをするのは恥ずかしいから?
気後れするから?
そういった思いがある時点ですでにベクトルが自分に向いている。
マネをすることに気後れするのも、恥ずかしさを抱くのも、それはただの勝手なプライド。
まずは「何のためにマネをするのか、何のために模倣するのか」を理解しないといけない。
それはもちろん、結果を出すため。
でも、この結果というのは、自分のためでもあるが、同時にお客さんのためでもある。
マネをするのはお客さんを喜ばせるため。
人を喜ばせることに照準が合っていれば、人のマネをすることに恥ずかしさなんか感じない。
もちろん、好き勝手にパクっていいというわけではなく、筋を通さないといけないときもある。
でも早く成長して、早く技術覚えて、もっと多くの人をもっと喜ばせたいという思い、それが何より大事。
感想
前回の課題「誰かひとりのいい所を見つけてホメる」で僕が発見したのは友達の気が利くという点でした。
なので今回の課題は僕の場合、「気を利かせて、先に行動を起こす」ということになります。
でも、これだと本書の別の課題で以前実践した「人が欲しがっているものを先取りする」と内容がまったく一緒になってしまう...。
ということでもう少し具体的にしようと思い、コピーをするのが近道ということなので「晩飯の片付けをしれっとやる」という彼が僕に普段してくれる行動を丸パクリすることにしました。笑
お互いが食べ終わったタイミングを見計らって、何も言わずに彼のゴミも回収、そしてポイ。
「Oh, thank you」って言われました。
悪くない。笑
いつもやってくれることマネしただけなんだけどなぁなんて内心思いつつ「You are welcome」って返しました。笑
僕がやったみたいにほんとに些細なことでも、観察を通して見つけた「他人のいい所」をマネして、それを続けることはあとあとものすごく大きな違いを生み出すと思います。
なぜなら「友人の気の利く行動をマネしていたあなた」はそれを続けていくうちに「気の利くあなた」になるからです。
真似をマネで終わらせず、自分のものになるまで続ける。
それがとても大事なことなのだと思います。
プレゼントをして喜ばせる
説明
サプライズは、人を喜ばせることが楽しいなぁと一番実感できることの一つ。
別に凝る必要はなく、小さなプレゼントでも、意外と嬉しいし、言葉だってプレゼントになる。
そして、サプライズは仕事でも大事なこと。
お客さんが満足する瞬間というのは、「期待以上だったとき」。
お客さんというのは「だいたいこれくらいのことしてくれるんだろうな」と無意識のうちに予想している。
そして、この予想を超える。
いい意味で裏切る。
そしたら、そのお客さんはめちゃくちゃ喜んで、またきてくれる。
自分の取引先、上司、部下もある意味ではお客さん。
そういう人から頼まれた仕事や、期待されていることを、ほんの少し超える結果をだす。
そうすると、自分の評価も上がり、自分を使ってもらえる機会も増え、尊敬されるようになる。
感想
僕の通っている大学にはキャンパス内だけで使えるお金があるんですけど、学期が終わって余っていたお金を無駄にもしたくなかったので、友達のよく飲むドリンクを買って「はい、これあげる」ってあげたり、コーヒーを作って欲しいと頼まれたときに、ついでにりんごも切って一緒に渡したり、「相手の期待を少しでも上回る」ことを意識してみました。
こんな感じに小さなサプライズを試しにやってみましたが、結構気持ちいいです。笑
向こうも単純に嬉しいと思うし、僕自身も楽しい。
癖になりそう。
今後は履歴書だったり面接で趣味を聞かれたら「サプライズをすること」って書こうと思います。笑
「頼まれた仕事や期待されていることに対して、ほんの少し超える結果をだす」
ぜひあなたもやってみてください。
今回はここまで
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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Seiji
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