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遠距離物語

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4年間の遠距離恋愛を終えた、私と恋人のこと
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#恋愛

春の散歩道には

春の散歩道には

物理的な距離が離れるとこころの距離も離れてしまうとはよく聞くけれど、それをあっさりと認めてしまうのは癪なので、私と恋人は大学進学にあたって遠距離恋愛という選択をした。

そんな私と彼との4年間の遠距離恋愛が、ひとまず終わった。

ひとまずと書いたのは、せっかく彼が地元へ帰ってきてくれたのにもかかわらず、私が初夏から県外へ出なくてはならなくなったからである。

どうして県外へ出るのかということについ

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つかまえて、はなさない

つかまえて、はなさない

愛する誰かとずっと一緒にいるということは、たとえあたりまえに感じてしまう日が訪れるとしても、やはり特別なことなのだと思う。

連休の土曜日に保育園からのお友だちと会った。

私は昨年の夏、彼女と彼女の恋人についてのnoteを書いたから、もしかしたら記事を覚えてくれている方もいるのではないかと思う。

ふたりは中学3年生の春から付き合っていたけれど今年の夏に別れてしまった。あるとき、彼女のSNSの投

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お姫さまじゃなくても

お姫さまじゃなくても

物心ついてからずっと不思議に思っていたけど、いつもいつもお姫さまが王子さまの訪れを待たなくてはならないのはなぜだろう。

もし王子さまが来なかったら、お姫さまは待ち損じゃないのか。

いつ現れるかも分からないような知らない相手を待ち続けるだなんて、ある意味とても無謀なことなのに、なぜいつだって、お姫さまは甘んじてそれを受け入れるのだろうか。それがお姫さまがお姫さまたる所以なのだろうか。

ならば私

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記念日

記念日

私と恋人には記念日というものがない。
ないというか、そもそも記念日がいつなのかよくわからない。

私と恋人は高校2年生の9月に付き合って、その1か月後に1度別れたのだ。

私たちは高校2年の夏ごろから、生徒会役員として顔を合わせるようになり仲良くなった。夏の終わり、LINEの連絡先を交換してわずか1週間ほどで彼が告白してくれた。

比較的知り合ったばかりの彼に告白されたとき、このひととなら大丈夫か

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Butterfly Kiss

Butterfly Kiss

恋人の頬にまつげを軽く当ててぱちぱちとまばたきをすると、
「もう〜何してるの〜?何なのそれ?」と彼が笑うのがうれしくて、くっついていられるときにはしょっちゅうそれをしてしまう。

私は彼に対するとびきりの愛情表現のつもりでそれをしているけど、彼にとってはただ単にくすぐったいだけなのが、なんだかおっとりした感じで好ましい。

今年の夏やすみ、夜にお酒を飲んだあと、お布団のうえでじゃれ合いながらまばた

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