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離婚を考えていて親権を持たない予定の方に知っておいて欲しい事

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離婚から2年半 実際に離婚をしてみて気がついたことをつらつらと書き綴ってます。 特に親権を持たない親御さんの考えるヒントになったらいいなと
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記事一覧

平日休みの朝、長男を探す

平日休みの朝、長男を探す

健康診断があるので、珍しく平日休みをとった失格男。病院への道すがら、ちょうど通学時間だったので、少し遠回りをして息子の小学校の前を通る。
おそらく始業前ギリギリの時間みたいで歩く子供の数はチラホラ。
そんな中、息子じゃないかな?と言う男の子とすれ違う。
私は車なのですれ違ったのは一瞬。
Uターンして抜きざまに顔を見ようとするが、マスクをして帽子をかぶってるせいでよくわからない。
しかも車の追い抜き

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離婚を選択した僕はやはりダメな父親なのだろうか

気がついたら
初めて家を出てから1年が経過していることに、
2回目の協議を控えてふと気がついた。

今もこうして、一人暮らしの小さな部屋に
ぽつんと一人でいるわけだけれども
これが正しい選択なのか
未だにわからなくなる時がある。

そんな時はいつも、
なるべく冷静に考えて、

『この選択は間違っていない』

という結論に達するのだけれど、
それが本当に正しいのかどうか、
ただ自分の選択を正当化しよ

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しあわせな家族のかたち

心の許せる友人に言われて、
はっと気がついたことがある。

僕は10年ほど勤めていた会社で、
そんなに大きな会社ではなかったけれども、
一生懸命働いて、役員と呼ばれる立場になっていた。

それなりに見栄えのする仕事で、
収入も過分なほどにもらえていたと思う。

ちょうど3番目の子供が生まれた直後に、
そこそこに見栄えのする戸建ての家を建てて、
近所のおじさんから、
「この辺りでは間違いなく1番の豪

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2回目の調停が終わった。

双方が「復縁の意思はない」と主張し、
話が進むかと思いきや、
養育費の話になると妻の態度は豹変したようで、
冷静さをなくした妻は、

「経済的に不安にさせないという約束だったはずだ」
「それなら子供を置いて出ていくが、
            それでもいいのか」

と調停員さんに詰め寄ったようだ。

思い出したのは、妻は感情的になると、
思ったことをそのまま口に出さずにはいられないと言

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帰宅を試みる

5月の連休前に予定していた調停は、コロナのせいで中止となり、未だ調停再開の目処はたたない。

悪戯に時間だけが過ぎ、いよいよ別居による二重生活を支えるのか現実的に難しくなってきた。

再開のしてもすぐには結論も出ないだろう。

色々考えた結果、一度家に戻ると言う選択肢を付け加えてみる。

色々試行錯誤を続けた結果、今日その日がやってきた。

弁護士を通して相手方へは連絡済み。

経済的事情により戻

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離婚成立から7ヶ月。離婚すると別居親は子供に会えないようだ

離婚成立から、
あっという間に7ヶ月の時がすぎた。

コロナで中断したりして、
1年以上に及んだ離婚協議。
心身共に疲弊していた7ヶ月前。

相手方からようやく解放された安堵感。
安らかな気持ちで毎日を平穏に過ごせる幸せを噛み締めながら、面会交流の機会を心待ちにしながら半年が経過。

半ば想像はしていたが、やはりこうなってしまったかとの思いに、心が苛まられずにはいられない・・・

相手方が調停のた

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離婚から1年半、子供に会えなくなってから1年半が過ぎた

離婚から1年半、子供に会えなくなってから1年半が過ぎた

離婚から1年半が過ぎた。
最初の半年は、相手方から子供たちが新しい環境に慣れるまで面会交流は控えてほしい、電話やメールも控えて欲しいと言われ、相手の意向を尊重した。

半年後、相手方弁護士に面会交流を開始したいと伝えたところ、『 面会交流について、相手方はするべきでないとの考えです。希望されるのであれば面会交流調停を申し立ててください』との回答がきた。

これ以上争うつもりのなかった僕は、それから

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面会交流調停って、弁護士さんだけが得をする素敵な仕組みだったのね

面会交流調停って、弁護士さんだけが得をする素敵な仕組みだったのね

離婚して1年半、子供に会えなくなって1年半。
最近ようやく色んな意味で心が落ち着いてきました。

改めてこの一年を振り返って、心に引っかかってることを書き留めておきます。

タイトルにした言葉は、弁護士さんに言われた言葉。

面会交流に応じない相手について相談した時に、
『だったら養育費も払いたくないですよね』
といった時に言われた言葉だ。

倫理上も親の責任としても、何より子供の権利としても、至

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どうすれば子供に会えるのか、、、

どうすれば子供に会えるのか、、、

離婚から一年半、色々試したつもりだが、なんの反応もないので、何もしないと決めて3カ月ほどが経過。

これまでやってきたこと。

毎月子供たちにハガキを出す

返信用のハガキを同封してみる

誕生日にプレゼントを送る

長期休みの前に遊びに行かないかとハガキで誘ってみる

夏休みを前に、相手方によければ子供と過ごしたいとハガキで伝えてみる

自分なりに色々試したつもりだが、なんの反応もないので、何も

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そもそも面会交流ってなんじゃらほい

はじめに断っておくが、私は面会交流制度に良い印象を持っていない。
なぜなら離婚後一年半、全く子供に会えてないから。
調停時に取り決めをしてなかったり、離婚後面会交流調定を起こす気にならなかったり、詰めが甘いのでは?
という意見もあるのとは思いますが、、、

そもそも実の親子が合うのに、面会交流ってなんじゃらほい?って思ってます。

面会交流
一般的的には月一くらいの頻度らしい、、、

3組に1組が

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誕生日だった

誕生日だった

先日は長女の誕生日だった。

離婚後一年半、誕生日とクリスマスには子供たちそれぞれにメッセージカードを送っていたのだけれど、何もしないと決めた今回は何もしなかった。

見返りを求めるわけではないけど、何の反応もないことに疲れていたので、

『何もしないんだから何もなくて納得』
という気持ちと、
『何もしなかったのは良くなかったかな』
という後悔がないかと言えば嘘になる。

何もしなくなって、だんだ

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映画を見た

映画を見た

3連休を前に、アマプラで映画
『ミリオンダラーベイビー』を見る。

映画はすごく面白かったが、残念な家族が出てきて、あーこれだなぁと思った話。

※以下映画のネタバレになってます。

ボクシングで成功する主人公が、生活保護を受けながら暮らす母親と兄妹のために家を買う。

サプライズで喜ばそうと家族を新居に招くと母親は「 こんな家に住んだら生活保護が受けられなくなる。こんなことに金を使うなら、金だけ

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子供たちは何を思うのか

子供たちは何を思うのか

離婚して1年半が過ぎた。

子供達に会えなくなって1年半。

厳密に言うと次女だけはたまにこっそり連絡をくれたから、何度か2人で会ったことはある。

その細いつながりも、自ら絶ってしまったのは完全に私の落ち度だ

いつも考えること

子供達はどんな思いなんだろう。
わかるはずのないこの問いの答えを、私はほぼ毎日考えている。

今年大学生になったらしい長女は、もっと早くに連絡をくれると思っていたが、

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長女の不登校

長女の不登校

離婚する2年ほど前だろうか、長女の不登校が始まったのは。
秋ぐらいから、仕事の関係で平日は飛行機で仕事先に移動、週末だけ自宅に戻る生活が続いていた。

それからすったもんだがあって、状況はどんどん悪化、2年ほどが経過した後、捜索願いを出して長女が警察に保護されるような事態に、、、

警察に理由を問われた長女は、非行の原因として両親の不仲と答えた。

私は正直、それを聞くまで、決して仲が良いとは言え

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