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子供たちは何を思うのか

離婚して1年半が過ぎた。

子供達に会えなくなって1年半。

厳密に言うと次女だけはたまにこっそり連絡をくれたから、何度か2人で会ったことはある。

その細いつながりも、自ら絶ってしまったのは完全に私の落ち度だ


いつも考えること

子供達はどんな思いなんだろう。
わかるはずのないこの問いの答えを、私はほぼ毎日考えている。

今年大学生になったらしい長女は、もっと早くに連絡をくれると思っていたが、離婚後、『大学進学が決まったから、養育費をお願いします』とだけ書いたハガキが1通届いただけだ。
小さな頃はパパっ子だったが、不登校になった長女に結果的に手を差し伸べなかった私と、ピッタリとそばに寄り添い続けた相手方、連絡がこないのはもっともだなと思う。

おそらく連絡など絶対にしないと心に決めているのだと思う。

たまに連絡をくれていた次女。主に欲しいものがある時だけだが、それも年頃の娘と父親の関係なんてそんなものだよなと思って、会えば必ず何かを買ってあげていた。
今年の春に、夏休みに友達と沖縄旅行に行きたから、ホテルを予約してくれと頼まれ、誰と行くかもわからないし、高校生が友達と沖縄旅行ってシチュエーションが私の中では理解できずに断った。

養育費も払ってるからそんなに余裕はないよと話す私に、返す刀で「ケチ」だの「持ってるくせに」だのと言われ
離婚前に1年ほど続けた別居生活から自宅に戻った私に、
「パパなんて、いてもいなくても関係ないから、今まで通りお金だけ振り込んで欲しい」
と主張した次女の姿が思い出されて、唯一の連絡手段だったLINEを大人げなくブロックしてしまった。ひどいことをした。
それ以来連絡など来るはずもなく、
ひどく傷ついているのか、はたまた、
「お小遣いくれないんなら別にいいよ」と思ってるのか、できれば後者であって欲しいが、おそらくその両方なのだと思う。


五年生になる長男は、突然の別居について何も理解出来ずにいるのではないかと思う。
母親がちゃんと説明しているとは思えず、学校へはDV夫から逃げてきたと説明してるらしい(本人から弟にその旨の連絡があったのでおそらく事実だ)ので、もしかすると長男にもそう伝えているのかもしれない。
もしかすると、父親について考えるのをやめてしまっているのかもしれない。
私のことを考える暇もないくらい、友達と楽しく遊んでいてくれればいいのにと思う。

子供達が私のことを思っていてくれたら嬉しいけれど、それなのに会えないのだとしたら、そんなに切ないことはない。
できれば私のことなんか忘れてしまっていてくれた方がいいのにと思う。

時間の経過と共に、子供達の記憶から私のことは少しずつ消えていくのだろうか。

思い悩まれるよりも、その方がいい。

私自身、子供達に出していたハガキを出すのをやめたことで、子供達のことを考えることが少なくなっていて、結果的に今の方が、精神的には平穏に過ごぜている。

それでも毎日こんなことを考えるけれど
ひどく落ち込むことは無くなった

このままお互いにどんどん忘れてしまうのが、一番いいのかもしれない。

いつか会える日が来るのだろうか

来ないのなら、

いっそ忘れてしまう方がいい。

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