ナルミちゃんの思い出話シリーズ

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ぼっちこわくない②

①の続き。

そんな感じで、給食を食べるとき誰と食べるか悩むこともないし、修学旅行の班分けは、他のクラスも合同だから、小学生のときからの仲良しの子と組めばよかったし、学校生活になんの問題もなかった。

中学は、わたしの通ってた小学校は全員プラス隣の小学校から少し、という割合で構成されていたから、ほぼほぼみんな小さい頃からの付き合いで、小学生の頃何度か放課後も遊んでいた子たちもいた。だから、グループ

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絶対幸せになれる

ぼっち怖くない①

中学三年生のとき。

初めてクラスで、「友達グループ」に属さなかった。

仲のいい子を見つけられなかったのである。

三年生と言えば、それまで同じクラスで仲の良かった子や、それまで同じ部活で仲の良かった子など、「以前仲良かった子」のグループが、すでになんとなく出来上がっているのだ。そこでわたしは、部活で仲の良かった子と、だいぶ前に仲の良かった子(最近はあまり濃い仲とは言えない)子、そして他はほぼ仲

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わたしとディズニーランド

今日ディズニーランドに行きました。このコロナ禍で、ファンでさえチケットを手に入れるのが大変な、ディズニーランドの8時からのチケットが1枚余ったというので、おこぼれをもらい、バイト先の人たちと三人で。

ただ正直、わたしはディズニーランドが苦手なのです。

初めてのディズニー

初めてディズニーランドに行ったのは、小学4年生だったと思う。わたしは名古屋に住んでいた。それまでディズニーランドという存在

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絶対幸せになれる
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今、わたしが子どもだったらきっと不安で毎日泣いてる

わたしは本当に怖がりだった。

そんなわたしが今、この時代に子ども時代を過ごしていると想像したら、毎日コロナの脅威に怯えていただろうと思う。そして、怖くて不安で泣いていると思う。きっとわたしみたいな子が、全国に何人もいるはずだ。そう思うとかわいそうでかわいそうで、大人のわたしも泣いてしまう。

雷の位置を把握する

小さい頃、雷が怖かった。大きな音や光で不安を煽ってくるし、何より、物理的に怖かった

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あなたに幸あれ
4

ユナちゃんのこと -のび太の気持ちがわかるか?

小学生の時、近くに住むユナちゃんと仲良くしていた。ユナちゃんは元気で明るくておもしろい女の子だ。グイグイ友達と仲良くするタイプで、いっしょにいると楽しい子だった。

だけど今思えば、わたしとユナちゃんは、ジャイアンとのび太みたいな関係性であったのかもしれない。数年前に母親が言ったことを発端に十何年越しにやっと気づいたことであった。

先生の鼻毛

わたしは小学生のとき、中学受験をしようと小学三年生

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過去の自分を大切にしたい

「喉元すぎれば熱さ忘れる」とはよく言ったもので、過去の苦しかった記憶や嫌な記憶をそのままの気持ちで留めておくことは難しいし、何よりそのままであったらその蓄積に耐えられなくなってしまうだろう。

子どもに対して「よくそんな言葉知ってるね」「あなた小さいのにそんなこと思うんだね」と言っている人を見ると、わたしは腹が立つ。子どもだからって、なぜ難しい言葉で気持ちを表現したり、的を射たことを言ったら驚かれ

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お父さんはまだ10歳

うちのお父さんは少し変わっている。

そうは言っても、他のうちのお父さんを知らないので、どれぐらい変わっているのかはわからない。大人になってまわりのおじさんたちを見ると「変わってるな・変な人だな」と思うことは少なくない。でもやっぱり人並みに変わってると思う。わたしのお父さんだから、よく知っている。

別に暴力をふるったり、ものすごく怒りっぽかったり、罵詈雑言を吐きまくったりするわけではないけど、お

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カナエちゃんのこと②(交換ノートとユナちゃん)

カナエちゃんについて二つ目。

前回も書いた通り、カナエちゃんは社長令嬢でお金持ちの家の一人っ子の小中の同級生だ。

カナエちゃんとは小学二年生のとき、仲良しグループだった。小学二年生なので、「グループ」もわりと希薄な感じだと思う。それなのに仲良しグループであったと思うのは、カナエちゃん含めた数人と交換ノートをしていたからである。

まりもこちゃんの交換ノートだ。なぜかそんなことまで覚えている。と

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あなたに幸あれ
2

名作バレエ漫画『天使なやつら』

2001年頃にちゃおで連載されていた、今井康絵によるバレエ漫画『天使なやつら』を君は知っているか。

今井康絵さんはちゃおでは後年ホラー漫画を描いていたり、小学生女子の中で一大ムーブメントだったメゾピアノとコラボしていた(?)シンデレラコレクションなどで有名な少女漫画家だ。小学1年生から6年生頃まで少女漫画はちゃお(及びちゅちゅ)しか読んでいなかった生粋のちゃおっ子のわたしは、その中でも『天使のや

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絶対幸せになれる
2

いい子を極めた話

わたしは小さい頃、「いい子」だった。いや、「とってもいい子」だった。「大人にとってのとってもいい子」だった。

言われたことは素直に聞くし、真面目で大人しいし、成績も良く、大人が求めることを察知して、行動することができた。

特別厳しい家庭でも、逆に無関心な親なわけでもなかった。クラスも特に問題はなかった。ただわたしは、人並みに怒られることが嫌な、小心者だったのだ。わたしは、わたしが怒られるのを避

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絶対幸せになれる
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