女性を描くNHKの2つのドラマ
今年2024年の大河ドラマ「光る君へ」を毎週楽しみに見ています。
時は平安時代。のちの紫式部と藤原道長の知られざる恋をベースに、平安の世の光と闇を描き出すドラマです。
史実に沿った描写と、「源氏物語」をほうふつとさせる創作部分が絶妙に絡み合って、戦なんかなくともこんなに息をのむ展開ができるのか!と驚かされ、毎回45分があっという間に過ぎています。
主人公のまひろ(のちの紫式部)の感情を抑えた演技が素晴らしい。「お前が男であったら」と親に言われるほど優秀であっても、女性という