管理職の負担を減らすとジェンダー的にも良さそう
10/26の日経新聞の「しごと進化論」の記事をご紹介します。
#日経COMEMO #NIKKEI
日揮ホールディングスが、「部長3人体制」をとっているという内容です。
リーダーとして中長期のビジョンを立案実行する「部長」と、
プロジェクト管理を束ねる「PCM(プロジェクトコーディネートマネージャー」、
人材育成を手掛ける「CDM(キャリアディベロップメントマネージャー)」、
この3人で、従来の部長職が担っていた役割を分担するということです。
これ、良いですよね!
良いと思う点
○管理職の負担が減ることで、心理的・物理的なハードルが下がり、より多くの人が管理職を目指しやすくなる(残業が減れば、女性に限らず、育児や介護をしている方も働きやすい!)
○業務範囲が明確になり、自分の得意な方面で役職に就くという選択肢ができる。(リーダーは苦手だけどマネジメントは得意、という人もチャレンジできる)
○人事異動や退職などの時の影響が抑えられる。
何らかの理由で誰か1人が就業を継続できなくなったとしても、あとの2人が継続することで混乱は少なくなりそう。
などなど。
女性の管理職割合が低い日本ですが、このやり方であれば、手を挙げる人が増えそうな気がする。
それが一番、良いなと思う点です。
なんかわからないけど部長って大変そう!
そんな気持ちで敬遠していた人も、
部長が3つの役割に分かれていれば、
「なるほど部長とはそういう役割だったのか、そしてその中の一つをメインにやればいいのか!」
と、はっきり分かってやる気になりそう。
キャリアコンサルタント資格保持者としては、やるなら人材育成を手掛ける「CDM(キャリアディベロップメントマネージャー)」がいいなぁ。ふふふ。
コメントやスキをいただけるとうれしいです! いつか、金沢市を拠点に、SDGsの観点からキャリア支援できるような活動をしていきたいと思っています。