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イーロン・マスクも大好きなバーニングマン

バーニングマンという壮大なアメリカのイベントをご存知だろうか。ネバダ州のブラックロック砂漠で毎年開催されるイベントで、何千人という「バーナー (バーニングマン参加者の呼び方)」が参加する。砂漠で繰り広げられる音楽とアートの異次元の祭典である。 

バーニングマンが開催される期間は1週間。 会場はアメリカネバダ州の砂漠を「ブラックロックシティ」と名付けていて、普段はただの砂漠が開催地となっている。 本当にただの砂漠で何もない。

こちらはずっと以前の動画だが、ドクター・スースの絵本を再現したもの。
自由な創造性に溢れている。

https://youtu.be/ahv_1IS7SiE

ドクター・スースの人気絵本
Burning Man 2010: Bliss Dance / donotlick

バーニングマンの10カ条は以下の通り

1.徹底的に受け入れる
2.ギフト文化の推進
3.商業主義との決別
4.他人の力を当てにしない
5.徹底的に自己表現する
6.協力すること
7.コミュニティの一員としての責任を果たすこと
8.何も残さないこと
9.積極的に参加する
10.今を全力で楽しむ

全ての参加者が奇抜な服装やパフォーマンスなどで自己表現をし、助け合い、様々なものを与えあっている。全ての参加者が他の参加者の為に何かをすることでバーニングマンのコミュニティが形成されている。



テスラの創始者、イーロン・マスクも熱狂的なバーナー(参加者)の一人で、2021年のコロナ渦の中では、角のついたヘルメットをつけた男が議会に乗り込んで「キャンセルしたらこうなるぞ」とジョークを呟いている。


2020年にはヴァーチャルなバーニングマンも人気を呼んだ。

バーニングマンは、イベント期間中のみ現れる都市「Black Rock City (ブラックロックシティ)」で開催される。近くにはエンパイアとガーラックという街があり、砂漠地帯の「ガーディアン」として管理をしている。また、この2ヶ所はバーニングマン参加者がブラックロックシティに入る前に、最後に必要な物資の調達ができる場所となっている。

参加費用は日本円で6万円前後。しかし参加するには宿泊所や食料を自分で供給せねばならず、そこには費用も多くかかる。しかし世界中から集まる人のためにチケットは飛ぶように売れる。

ブラックロックシティは、弧を描くように円形に作られる。円の3分の2を街が占めていて、時計のように見立て、数字があるところでセクションを分けている。そして、弧を描くように13本の道が通っている。円の内側の中心にはセンターキャンプがあり、「ザ•マン」はその中心からわずかに北の位置にある。プラーヤには様々なアート作品、テーマキャンプやインフラ用のキャンプなど、色々な種類のキャンプがある。

バーニングマンへの行き方の詳細は、公式サイトでチェックできる


バーニングマン文化の特徴的な側面は、夢の世界を現実化することで、少なからずもSR(Substitutional Reality=代替現実)のような空間を創り出すことである。

このような壮大なイベントに実際に参加することはできなくても、SRの技術が進むにつれて、私たち一人一人が仮想空間でバーニングマンを体験できるようになるかもしれない。


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