速報!施設長&リーダーの最終プレゼンテーション【後編】
前編では、ベスト4のうち、3つのプレゼンをご紹介させていただきました。では、施設長&リーダー養成コースの最終プレゼンテーション、続きをどうぞ!
ベスト4のうち最後のテーマが…
④営業力アップ
デイケアの営業力アップにチャレンジした事例です。
稼働率が上がらない原因として、自施設の強みが明確になっていないことを挙げ、「強みを考える」ことからスタートされました。
この時、施設長&リーダー養成コースで学んでいただいた
「目標設定のポイント」や「ブランディングの考え方」などを
フル活用していただき、「1か月あたりの新規獲得者数」や
「1人当たりの利用回数」など、明確に数値目標を設定してくださいました。
※↑詳しくは、講座で解説しています。
また、コンセプトや強みを明確にした後には、パンフレットを作成し、ケアマネさんを体験会へ誘導しました。
実際に施設へ来ていただくことにより、施設の魅力を臨場感を持って伝えることができますね。稼働率は徐々に上昇傾向にあり、今後が楽しみな事例でした。
現場役職者ならではのプレゼンの魅力
さて、ここまで4つのプレゼンテーションをご紹介しました。
他にも様々なテーマがありますが、割愛させていただきます。
それにしても、今回改めて感じたことは
現場役職者のプレゼンって面白い!
ということです。
経営者のプレゼンとは違い、非常に臨場感のある(具体的イメージの湧きやすい)内容なのです。(もちろん優劣はつけられないのですが)
スタッフの接し方にフォーカスを当てた報告をしてくださった方もいれば
「水道が出なくなった!…私たちはどう乗り越えたか」といった発表をしてくださった方も。
こういった日々のご苦労は、現場の方にしかわかりません。経営者さんには真似できないですよね。
そして、これらは大変貴重な情報です。
現場の施設長が、リーダーが、どのようなことに悩み、挑戦し、成長しているのかがよくわかるのではないでしょうか。
改めて…いいプレゼンテーションとは?
皆さん、本当に素晴らしいプレゼンテーションでしたので
優劣はつけられないのですが
やはり、わかりやすいプレゼンテーションというものがあります。
以下の内容は、最終講義で受講者の皆さんにもお伝えしています。
①ビフォー&アフターがわかりやすい!
「うちの施設は元々このような状態でした」
「それに対して、こんな取り組みをしました」
「その結果、こんな変化が見られました」
という筋の通ったストーリーが見えると
聞いている人にとても伝わりやすくなります。
②最初に「何の話をするか」を伝える
いきなり枝葉末節を説明しようとすると、聞いている方は
「これは何の話なんだろう…?」
と考えながら話を聞くことになってしまいます。
これは意外とストレスです。
そうではなく
まずは全体像を伝えた方が、スッと頭の中に情報が入ってきます。
最もシンプルで実践しやすいのは
「私は今回、○つのことを実践しました」というように
「今からいくつのポイントについて話があるのか」
を先に伝える方法です。
③生データで具体的イメージを伝える
今回、皆さんが積極的に実践してくださったのが、「生データの提供」です。
具体的には、ビフォー&アフターを比較した写真や
PC画面のスクリーンショットなど…
やはりこういったものがあると、イメージがしやすいですね!
介護経営カレッジ 施設長&リーダー養成コースは、「1年間でプロの役職者を養成する」ことを目的とした、会員制のオンライン勉強会です。
2023年度は5月開講!現在、講義の一部が受講できる無料オンライン体験も実施します。参加者受付中ですので、ご興味のある方はぜひ、こちらの特設サイトをご覧ください。
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