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【STREAMチャレンジ2023選択テーマ相談会:移動弱者をゼロにする】

みなさん、こんにちは!Pepper 教育チームです!

今回は、STREAMチャレンジ2023の選択テーマについての相談会が
実施されましたのでその模様をご紹介します。

STREAMチャレンジとは、次世代を担う人材たちが、ロボットやAIなどの最先端テクノロジーを活用して社会課題に取り組み、社会実装に挑戦する探究的アクションを社会全体で応援するプロジェクトです。

今回は、AIチャレンジで参加予定の学校法人常磐大学常磐大学高等学校の生徒さんが、チャレンジ(ファインピースさん提供のテーマ「移動弱者をゼロにする」)に向けて疑問に思っていることや探求の方向性、実社会での現状、課題について、オンラインにてファインピース株式会社の木下さんに直接質問し回答をいただいたり、アドバイスをいただく形で相談会が行われました♪

常磐大学高等学校の生徒さんは、
おじい様の生活からのインスパイアを受け、地域の高齢者の運転に視点を当ており、
地元の方の運転が荒い、地方は高齢であっても運転する機会が多いが困りごとが出てくる、などの課題感をもっていらっしゃいます。

調べていくと『MaaS』『自動運転と福祉の現状』『通信障害』など
気になるキーワードがたくさん出てきたそうです!

調べても難しくよくわからない、、、
実際はどうなんだろう、、、

その様な思いから今回相談会に申し込んでくださった様です。

いくつか質問と回答をご紹介しますね♪

【MaaSについて】
生徒さん:MaaSとはどのようなものですか?
木下さん:簡潔に言いますと、ICT(情報通信技術)を活用してマイカー以外の移動の効率化を測り、いろいろなサービスを滑らかにするものです。

自動車も単なる「移動するもの」ではなくて、様々なサービスを提供する媒体へ変化を遂げています。新しく車を買い替えなくても、ソフトウェアのアップデートでどんどん自動車が便利になるという時代になっています。既にこのコンセプトの自動車は販売開始されていますし、ますます進化していくと思います。

【自動運転と福祉の現状について】
生徒さん:自動運転と福祉の現状はどの様になっていますか?
木下さん:法律上の問題でまだ実現化出来ておらず、商用事例は少ないです。自動運転バスが地域コミュニティを巡回して、高齢者の方などの移動を助ける実験などが行われています。また、乗車時に、乗るところを自動的に傾ける仕組みが搭載された自動車など、車体自体をカスタマイズする事例も増えていますね。

【通信障害について】
生徒さん:スマホなどで通信障害が起きた時、どのような対処が考えられますか?
木下さん:過疎地域で通信が切れてしまった時(スマホが使えなくなった時)は、通信を前提としたサービスを利用するのは現状難しいですね。環境がその様な状況となってしまった際を想定して、テクノロジーをどのように使うかを考えるのも面白そうですね。

今回はほんの一部のみの紹介になってしまいましたが、
お話の尽きない楽しくもあり、私自身も吸収する事の多い相談会でした♪

常磐大学高等学校の生徒さんからは、
「自分の力だけでは思いつかないような視点や情報を教えてもらうことができ、貴重な時間となりました。」
と感想をいただきました!

知らない技術などもいくつかあったそうで、
相談会後にもお話した内容を参考に調べてくださり前向きに取り組んでくださっています♪

今回紹介した相談会ですが、11月末までの申込期限を12月23日まで延長し、まだまだお申し込みを受け付けております!

「課題にどのように取り組めばいいかわからない」
「実社会で活躍している方に、課題について聞いてみたい」

STREAMチャレンジ2023参加に向けて悩んでいる、迷っているみなさま!!!
ぜひ相談会をご活用ください!!!


【Pepperブログ編集部】
https://note.com/sbr_pepper

【STREAMチャレンジ2023の選択テーマについてのご相談会ご紹介】
https://note.com/sbr_pepper/n/n262a0f40b59a


【Pepperブログ編集部 ORコード】


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