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教科書より興奮する歴史に触れてみませんか? 「Go To キャッスルのすすめ」

私のご先祖様は、おそらく農家です。そんな私が武士になりきれるところ、それは城。

息子が6歳の時、キャンプ帰りに、ふらりと松本城(長野県)へ行きました。松本城は国宝で、五重六階天守としては日本最古です。黒い城壁で貫禄タップリのお姿。城を攻めに行く気持ちで中に入りました。

さっそく城の中に入ってみると、石落が。
石落とは、石垣を登る敵兵に石を落としたり、熱湯をかけたり、戦国末期では、火縄銃を打ったとされる、防護用の開口部のことです。

実際にのぞいて、石を落とす妄想をしました。松本城を守る武士の気分です。

階段を登って最上階から見る景色。
眺めが良くて、清々しい。
まるで天下をとった気分です。

家族3人は、すっかり城の魅力にとりつかれ、城から旅行先を決める事も増えました。

息子が小学1年生の時、ロープウェイに乗って喜んだ城があります。
松山城(愛媛県)です。勝山(標高132m)の山頂に本丸があります。現存の天守閣です。トラックがない時代にスゴいなぁと思います。最上階からの眺めは最高で、瀬戸内海も見渡す事ができます。

東京でも城を感じるところがあります。
江戸城があった場所です。

北の丸公園を囲む、千鳥ヶ淵を散策すると、確かに、ここに城があったんだと思うのです。

息子が小学生だった頃、毎年夏休みに、北の丸公園内にある、科学技術館へ行きました。行きは九段下駅、帰りは竹橋駅を利用し、ぐるっと散策します。

竹橋駅に向かう途中、国立公文書館があります。

こちらには、当時官房長官だった菅首相が新元号を発表した「令和」の墨書きのレプリカが展示されていました。もちろん「平成」もありました。墨書きの前で、家族3人は大興奮です。まさしく、テレビで見たアレだと。
(レプリカは、原本と同じ和紙に同じ大きさで精密に印刷されたもの)

そして、今チャンスです。
令和2年10月3日(土)~11月29日(日)
企画展で「日本書紀」「徒然草」「今昔物語集」が展示されます。しかも無料です。
(詳しくは公式サイトへ)

国立公文書館の先には皇居があります。
散策にもってこいの季節。

秋空の下、日本全国、
レッツ Go To キャッスル。

☆松本城は令和2年10月30日(金)まで、天守等塗装部分の塗替工事を実施しています。詳しくは公式ホームページをご参照ください。

☆☆ヘッダー画像について☆☆

東京の街は、レゴブロックです。
レゴLEGOアーキテクチャー21051

「城のしおり」は、どこかの城でもらいました。後ろのページが記念スタンプ帖になっています。スタンプを集めるのも楽しいですよ。

編集・発行 全国城郭管理者協議会

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