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ぶっくめも

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#読書感想文

【13冊分】ぶっくめも 2024年4月〜6月

【13冊分】ぶっくめも 2024年4月〜6月

最近地元の図書館に行くようになった。実に5,6年ぶりだ。

ここで1つだけ声を大にして言いたいのが、「地元の図書館の満足度が半端じゃなく高い!」ということ。本がジャンル問わずとにかく充実していて、何度か積読を検索にかけて毎回【貸出可能】の文字が表示されるので、もはや驚いている。本の管理状態もとても良く、言う事なしなのだ。

国の福利厚生に心の底から感謝である。(ブックオフに入り浸らずにもっと早く図

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【15冊分】ぶっくめも 2024年1月〜3月

【15冊分】ぶっくめも 2024年1月〜3月

2024年に入ってからは、お薦めしてもらった本や、読もうと思ってたけど読めてなかった本を読むことが多く、伊坂幸太郎を読み続けていた去年と比べるとバリエーションに富んだ本との出会いがあった3ヶ月だった。

今回も本の感想を書き記していく。
(★は「また読みたいか」を独断と偏見により記したものですのでお気になさらず。)

一九八四年:ジョージ オーウェル★★★☆☆
全体主義国家によって統治された世界を

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【20冊分】ぶっくめも 2023年10月-12月

【20冊分】ぶっくめも 2023年10月-12月

10月、11月は考え事に耽ったり、身の回りの整理に追われてあまり多くの本を楽しめなかったのだが、12月は師走を体現したかのように駆け込みで様々な本を読んだ。

そんな3ヶ月だった。

今回も、素敵な本たちとの出会いを感想と共に書き残しておこうと思う。
(★は個人的なお気に入りの目安ですので、お気になさらず)

総理の夫 First Gentleman 新版:原田 マハ★★★★★
日本初の女性総理の

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記憶に留めておきたい、8人の作家と4冊の本の話

記憶に留めておきたい、8人の作家と4冊の本の話

断捨離したことで自分が抱えていたたくさんのものを手放し、余白を作り、「自分が本を読むことが好きである」ことを思い出して、2年半が経った。

毎日本を読む生活を始めて、2年が経った。
読んだ本の感想を書き留めるようになって、1年半が経った。

週に数冊程、様々な本に触れるようになったのだが、
それでも1年に1度や2度。
すでに読んだ本を読み返し、自分を整えることがある。
読み返さずとも、「この本面白

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【図解】"伊坂幸太郎らしさ"から読み解く、伊坂幸太郎長編小説29作品の全体像

【図解】"伊坂幸太郎らしさ"から読み解く、伊坂幸太郎長編小説29作品の全体像

私は伊坂幸太郎の小説がとても好きである。

今年のはじめに、「もうすぐ死ぬとしたら何に後悔するだろうか…」と考えてみたところ、「伊坂幸太郎の全作品を全て読み切らなかったことに後悔する」と思い、それから8ヶ月ほどかけてほぼ全ての長編作品を読んでみた。

そうしたところ、作品ごとに”伊坂幸太郎らしさ”が違く、”らしさ”ごとに違いを整理したくなったので、

今回は図解で伊坂幸太郎の全長編作品29作品を整

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