【育児×保育×スーパーマリオ６４】マリオに学ぶ子育ての視点切り替え方法📹✨
今回の記事は、任天堂のゲーム
【スーパーマリオ６４】を
プレイしたことがない人には
さっぱりな回かもしれません。
ですが、読むと
子育て＆保育のヒントが得られます✨
🧩【スーパーマリオ６４の予備知識】
１９９６年６月２３日に発売された
ニンテンドー６４の最初のソフトです✨
”マリオの世界を駆けまわる”という
衝撃的なゲームでした✨
このスーパーマリオ６４は基本的に
ジュゲムが撮影した映像を
プレイ画面として見られるという設定でした📹
⬆️この子がジュゲムです。
ジュゲムが撮影している画面なので、
ジュゲムは基本ゲームには出てきませんが
鏡に映るとジュゲムの姿も
見られるようになっています✨
⬆️こんな感じです✨
この”ジュゲム（のカメラ）視点”では
ステージの引きの画面が
見られるようになっていて、
”ステージの視野を広く把握できる”
ようになっています。
⬆️こんな感じです✨
そして、このゲームには
視点切り替えができることも機能があり、
コントローラーの”Rボタン”を押すと
⬆️ココですね！
この”Rボタン”を押すことで、
”一瞬にしてマリオ視点に切り替わります”
⬆️マリオからの世界が✨
このように
マリオから何が見えているのかが
分かるようになります✨
前置きは以上です。
そしてこれが
『子育て』や『保育』とどう関係があるのか？
みていきましょう✨
🧩【保育とスーパーマリオ６４】
よく保育では、
『子どもの目線に立って』という
言葉が使われます。
０歳児を担当したあるときの話です。
０歳児クラス（０～２歳未満の子のクラス）は
まだうまく自分の気持ちを
お話することができません。
生まれて１年もたっていない
無垢な存在。
ずりばいで玩具に手を伸ばす男の子に
”この子から
どんな世界が見えているのだろうか”
と思いました。
そのときにふと、
なんとなくこの
『スーパーマリオ６４』の存在を
思い出しました。
Ｒボタンを押す感じで
保育士視点から
０歳児の男の子視点に
切り替えて（切り替えたつもりで）
世界を見てみました。
そうすると、
自分が客観的な存在として
その子がプレイするステージ、
その子のなかの物語に
触れられた気持ちがしました。
この視点切り替え方法は
他の子にももちろん活用できました。
例えば
🌱笑顔で駆け寄ってきた子どもの真意は何か
🌱おもちゃの取り合いになったときに双方が感じていることはなにか
🌱大人に言われた一言がどんな効果をもたらすか
などなど…
たくさんの場面で
応用することができました🍀✨
そして気づいたこともたくさんありました。
🧩【子どもは主人公のマリオ】大人はジュゲム
ジュゲムの視点からは見通しが良く
広々と世界を見渡せ、
あらゆる予想と結果の想定ができます。
だから、
マリオが次にどんな行動をとるのかが
手に取るようにわかります。
ケガをしないように。
失敗をしないように。
無駄なことはしないように。
うまくいくように。
大人の願いはついつい形になって
子どもたちにあれこれと手をだします。
ですが、
子どもの世界をプレイしているのは
子ども自身です。
子どものステージの主人公は
子ども自身です。
マリオが初めてその世界を
駆けまわっているのと同様に、
子どもも初めての世界を
必死に等身大で生きています。
これをしたらケガをした。
これをしたら失敗した。
これはうまくいかなかった。
でもこれはうまくいったぞ。
体当たりで、全身全霊で、
自分の視点で自分のステージを生きています。
”これがあなたのためだから”と、
ジュゲムが手を出して、
ダメージを負わないように、
敵の倒し方を１から１０まで教え
ボスと闘わなくてすむように
完全装備を身に着け安全な道を教える。
それでは、
マリオの冒険は始まりません。
それで冒険の主人公の子どもは、
何を体感していくのでしょうか。
私たちには私たちの冒険が、
子どもには子どもの冒険がある。
いつでも心の中に”Ｒボタン”を。
視点切り替え方法ができると
子育てや保育が
もっともっとゆたかになっていきますよ✨
育児と保育とスーパーマリオ６４
なにか参考になりましたら幸いです✨
最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀✨
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