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気分で髪色を変えている話 後編

前回の続き。

なぜかカラーがうまく乗らない毛質の私が、表面だけ金髪になってしまった事を機にカラーバター染めを楽しんでいる、という話。

ベースに馴染む、ナチュラルハイライト

購入したのはこちら、エンシェールズのシリーズ。

大きなボトルでココアブラウンを購入。

まずはどれくらい色持ちするのかと、思ったような色にならないことの多いこの毛質で無難なブラウンがちゃんと「ブラウン」になるかを確認するために、ココアブラウンだけで染めてみることにした。

カラーバター、初体験

エンシェールズのサイトに詳しく書かれているので詳細は省くが、カラーバターとは、ブリーチした状態の髪の毛に色を付けられるトリートメントである。

そう、トリートメントなのだ。
ブリーチで痛んだ髪の毛にピッタリではないか!

濃い色が入っているところには色は入らない。
なので、今の私の髪の毛にこの商品を使うと、表面のブリーチしたところだけに色が入る。

洗った髪の毛の、色を入れたい部分(私の場合は表面だけ)に普通のトリートメンを塗るように指で馴染ませる。

塗ったら20分ほど放置し、お湯で流す。
流しても流しても色のついたお湯が流れ続けるので若干心配になったが、乾かしてみるとしっかり色が入っていた。
ブリーチした形跡は全く残らず、ベースの色よりも少し濃いくらいに染まった。ココアブラウン、思った以上の暗さ。

これじゃローライトやん、と心の中で突っ込んだ。

カラーバターの色はずっと留まるものではない。
3日でローライト状態からフルカラー状態に、1週間で若干明るい「理想だった」ハイライト状態に、2週間が過ぎる頃にはブラウン内のアッシュ系の色素だけが髪の毛に残ったのか、明るめのアッシュブラウンになった。ちょっと明るすぎである。

2週間くらいで色が落ちるならば、せっかくだしピンク系のカラーを入れてみようと思った。
そう、やりたかったのはこれである。

色味を自分で作って染めるの、楽しい!

今現在はフェルナンダ・リーのピンクのフルカラーに憧れてはいないが、ちょこっと髪色で冒険をしてみたい、と思っていた。

とはいえ美容院でフルカラーしても数週間で「〇〇ブラウン」の〇〇(ミルクティとかピンクとか)は落ちてしまうし、何だかもったいないなぁと思っていたのだ。

だが、カラーバターならヘアトリートメントと同じ要領で染めることができて手軽だし、様々な色を試せそうだ。

鮮やかなカラーを小さいパウチで購入し、ココアブラウンと混ぜて〇〇系ブラウンを自分で作ってみよう、と、早速チェリーピンクを追加で購入した。

こちらはフルボトルではなく、小さいパウチである。
「色々」試してみたいので、この量はめちゃくちゃ助かる。

チェリーピンクのパウチ半分と、それと同量のココアブラウンを混ぜて仕上げたところ、若干赤みのある少し明るめのブラウンに仕上げることができた。

そうそう、こんな感じにしてみたかったのだ!

気分で髪色を変える

2週間程度で色は落ちてしまうので、理想のカラーがずっと続くわけではない。でもそれは美容院で染めた時と同じ。

表面だけ金色になった時は一瞬「どうしよう」と思ったが、結果として自分で調整しながら「色味」のついたナチュラルハイライトを楽しんでいるので、今となっては美容師さんありがとう!と感謝しているくらいだ。

チェリーピンクの分量を増やしてみたところ、不思議とレンガ色っぽい仕上がりになった。分量を変えるだけで色味が変わる。

ココアブラウンに市販のトリートメントを混ぜて薄めると、ミルクティブラウンになった。
次はさらに冒険して、フラッシュピンクやマンゴーオレンジを混ぜて使ってみようかと思っている。

派手な髪色ではないが、ほんのり色味のついた髪の毛はとても気に入っている。
数週間で別な色にできるのも良いし、気分転換になる。


気分で髪色を変えるようになって、毎日のおしゃれがぐんと楽しくなった。

試し読み部分だけでも、是非読んでみて欲しい。


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