酔いどれ雑記 181 港町
今日はわたくしが一番好きな国、ポルトガルのナショナルデーであります。かの国の偉大な詩人、カモンイスの命日です。
ヘッダー画像はリスボンのサン・ジョルジェ城から見たテージョ河です。
わたくしがポルトガルに行って、好きになったきっかけの話はよろしければこちらをご覧ください。
※写真や記述が当記事と重複するのはご容赦ください。
「ここに地終わり海始まる」
あまりにも有名な言葉でしょうか。
そして今日は路面電車の日でもあるようですね（日本独自の記念日ですが）。
こちらはポルトガル第二の街、ポルトの路面電車とその切符です。
ポルトは長崎と姉妹都市なんですが、こんなに共通点がある姉妹都市ってあるの！？と思う程です。石畳、坂道、そして雨の似合うことったら！
♪ポルトは今日も雨だった～
港町にどうしても惹かれてしまうのはわたくしは港町、ハマの生まれだからなのでしょうか？
航空機などなく、陸路でさえ一般人が遠くに移動することもほぼないはるか昔、港町というのは文明/文化の交差点、碇が下ろされる通過点であり、あらゆる文物が外つ国々から齎される地であったわけですが、同時に偉大な翻訳機能をも兼ねていた、担っていたのだと思います。その過程において独自の解釈がなされ、咀嚼され消化/昇華され、そして新しい文化が生まれてはまたよその国に輸出されて......。
Tenho saudades de Portugal............