自由律俳句鑑賞「海紅」2024年2月号掲載句より
この鑑賞文は、自由律俳句誌「海紅」2024年4月号に掲載された句評に加筆・修正を加えたものです。4月号には、およそ二か月前の2月号に掲載された句を鑑賞したものになります。
他のジャンルの短詩系文学作品と同様に、自由律俳句の読みの余白も広いので、様々な読み筋(解釈・アプローチ)が成り立ちます。
もし、この鑑賞文を読んで、自分ならこの句はこういうふうに読む!というような、自由律俳句の読みに興味のある方への「たたき台」になったら嬉しいです。
一匹の蠅がまだ出て行かない 吉明
写