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テモテの手紙第一5章23節ー25節
「自由人として」
テモテはかなり厳格でストイックな生活を貫いていたようです。水ばかり飲んでいたとありますから。これは当時のエペソの町が享楽的で退廃的だった背景があります。そういう文化の中から教会に導かれた者は、主イエスを信じてもライフスタイルが従来と変わらないことが起こります。そういう人に福音に基づく生活を提示するには、厳しめで禁欲的な生き方くらいで丁度いい場合もあるのです。教会を形成する戦いと言
テモテの手紙第一5章19節ー22節
「成熟を目指して」
パウロは長老が教会で訴えられることを想定して、その際の注意を促します。ふたりか三人の証人がいないなら、受理してはいけないとあるのです。複数の証人の規定は旧約聖書の戒めを踏まえています。長老への訴えは真実かどうかは慎重に見極めないといけないことなのです。中には身に覚えのないことで批判されたり、み言葉に基づいて指導したことで逆恨みをかうこともありえる話です。エペソ教会を巡る諸問題は