最近の記事

大きな決断

最近日記というものをまるで書いていなかった。日記というものは書かないと日常が忙しく過ぎてしまって、そのとき何を思って何をしたのかということをうっかり忘れてしまいがちだ。でも今日(正確に言えば昨日)は。大きな決断をした日だったので記録として日記を残しておこうと思う。 最近はまるで人間関係がうまくいかず、ある人と大きなもめごとを起こしてしまった。私が人間関係が不器用なこともあるだろうし、未熟さが露呈した結果でもあるのだろう。 私は大学がミッション系だったことや、今でも親しくし

    • 日記(20240124)

      久しぶりにここを更新する。今までは別の場所でエッセイを書いてきたけれど、日記として更新するのは、やはりここにしようと思う。 この1月の間に、色々なことがあった。文学フリマ京都への出展。絵画教室の体験。転職活動。 今日は数社受けている中のひとつの企業でのオンライン面接だった。感じのいい企画部の男性が面接の担当で、もう既に面接で1社落ちている私は少し緊張していたが、その男性とは話の波長が合ったのか、面接が始まってみるとスムーズに自分の言葉で語りたいことを語ることができた。面接官は

      • 家を買った話

        夢をみた。強烈な夢だった。 その夢の中で、私は強く「子どもが欲しい」と思っていた。子どもを産むためにどんな困難があったとしても、産んでからどんな辛酸を舐めようとも、それでも子どもを産むんだ、と私は強く夢の中で誓っていた。 目が覚めると私は夢の余韻に打ちひしがれ泣いていた。そこに夫が起きてきて、「どうしたのどうしたの」と介抱してくれた。そして「こんな強烈な夢は見たことがない」と言って私はまた泣いた。 そのまままた眠りについたが、その晩私はまた同じ夢をみた。 どうも何か気になるぞ

        • ぎっくり腰

          1週間くらい前に、ぎっくり腰になった。楽天西友ネットスーパーの荷物を台所に運ぼうと少し重い荷物を持ち上げた瞬間、ピキッと腰に強い痛みが走った。その後すぐ視野にもやがかかり、耳の聞こえ方も変になって、いよいよこれは倒れるんじゃないか、という予感がして、急いで夫を呼んだ。 私があまりにも腰が痛いと言っているのと、視野にもやがかかっていておかしいということを主張すると、夫は「救急車を呼ぶ?」と言ってくれる。救急車を呼ぶ前段階で看護師さんに症状を聴いてもらえる#7119という番号があ

        大きな決断

          まるいおにぎり

          最近本当に調子が悪い。ほとんどベッドの中で1日を過ごしている。調子が悪いからほとんど何もできていない。頓服を使う頻度も前より多い。今日これを書くのも正直かなりだるいししんどい。 頓服を服薬して、昼食を摂りそびれてぐったりしている私の方を向いて、夫は仕事の合間合間に大丈夫?と尋ねる。「おなかすいた……」と虫の声で伝えると、「じゃあおれがおにぎり作ってあげようか?」と言ってくれる。 夕方ごろの休憩どき、夫は冷凍ごはんをチンして、昆布のおにぎりを作ってくれた。綺麗な三角形とは言

          まるいおにぎり

          あたらしい命

          7月6日2時37分、大切な友人に子どもが産まれた。6日の朝にLINEを見たら、そのような内容のメッセージが送られてきていて、ほっと安堵すると同時に、友人もよく頑張ったなぁと思う。何より、産まれたその日に私にメッセージをくれたことがとても嬉しい。本当におつかれさま。 いつも優しくて、気遣いができて、それでいてチャーミングな一面もある彼女は、これから2児の母になる。彼女が私との電話越しに、そばにいるお子さんにかけているあたたかい言葉とやさしい声色に、きっと育児で大変な思いをする

          あたらしい命

          『さくら』という名の煙草

          今日は徹夜をしてしまった。してしまったというか、眠れずにウダウダしていたら朝になってしまっていた。 夫が起きてきて始業したくらいの頃、私はなんとなくふと「自分が統合失調症の陽性症状のときに迷惑をかけてしまった人」に対して、最終的に自分がどういうスタンスでいたいかということをTwitterに呟いた。アカウントの鍵も外した。私も症状が悪化しているときの記憶がほぼないので、全方位的に「謝る」をしていたのだけれど、それはあくまでこちら側のスタンスであり、迷惑を被った/不快な気分にな

          『さくら』という名の煙草

          なんにもできない日々

          久々にnoteを開けて、過去記事を読み返す。こんなこともあったなぁ、という忘れてしまった想い出が、遠くから私の心のドアを「こんこん」とノックする。 およそ1年前の自分は食べて・寝ての繰り返しをしていたと書いてあったが、最近の私も日中ほとんどの時間を寝ていて、あまり活動らしい活動はできていない。夕方から夜にかけて、少し活動できるくらいの元気さだ。「元気?」と尋ねられたらぼちぼち、と返すのがこの程度である。 よくわからない吐き気がもういつからかわからないくらいずっと続いたりな

          なんにもできない日々

          初めての結婚記念日

          「ねえ、Apple Watchが欲しいんだけど……」 私の急な大型の出費要求に対して、夫は「この前もお高めの洋服買ったばかりじゃん。今後また大金を払わなければならないような趣味の出費が続いたら、うち破産しちゃうよ。もっと家計のこと考えてほしいな」と若干冷たくあしらった(冷たくあしらったと書いたが、至極当たり前の意見であるし勿論頭の隅に刻み込んである)。「でももちろん私のお財布から出すし……今なら金利0%で1年分割払いできるし……」  このようなやり取りをする中で、お互いの金

          初めての結婚記念日

          こんにちは、さようなら、さくら

          文章を書くことがすっかり億劫になってしまうほど、ここ最近の私は調子が悪かった。が、何とか持ち直してきたので、久しぶりに近況をまとめようと思う。 精神的に不安定になり、急に何もないのに涙が出たり、胸の奥に鉛がつっかえたように苦しくなったりすることが最近あり、ずっと減らしていた妊娠禁忌の薬を増やしてもらうことになった。これでだいぶ精神状態は回復したが、妊娠からはまた一歩離れてしまったどころか、心情的にはもう無理だろうなという諦めがあるほど、というのが正直なところである。心身ともに

          こんにちは、さようなら、さくら

          久々の更新

          先日は夫の誕生日会を二人で満喫したことを日記におさめておくのを忘れていた。最近は文章を書くことから遠ざかっており、日常と文章がうまく接続しない毎日を送っていた。これからは節目節目だけでもきちんと記録を残そうと思う。(ここは家族や友人も見てくれている場なので)。  昨日私への早めの誕生日プレゼントに届いたiPadとApple Pencilなのだが、Apple Pencilの方に初期不良が見つかり、急遽Apple京都へ向かう。久しぶりの外出で、外出する前から発作が何度も出る。タ

          久々の更新

          日常を生きる少女

          今日は久々に夫が出社日だった。どうしても会社でコードを書かないといけない事情があったのと歓送迎会が重なったのだ。朝いつもラジオ体操をする夫をダイニングの椅子から眺めながら、椅子に座ったまま私もラジオ体操をする。「さとみんちゃんと立って本気でやりなよ」と言われるも、私はだらだらとラジオ体操を進める。そして玄関で行ってらっしゃい、気を付けてねと言って夫を見送る。「気を付けてね」という言葉をかけると事故にあいづらくなるという研究結果がどこかの研究機関からでているとかいないとか。夫が

          日常を生きる少女

          私と夫のよもやま話

          朝起きて、夫も目が覚めていると「おはち」と言う。「おはち」というのは二人の共通語で「おはよう」という意味だ。「おはち」「おはち」と何往復かラリーをして、朝からベッドの上でにっこりと笑う。完全にバカップルのような何か。でも、朝からにこにこしている人が隣に居るのは幸福以外の何者でもない。 朝、夫の目が覚める頃私は起きるのだが、朝の薬を飲んだらひどい眠気が襲ってくるので、朝食を食べて、すぐベッドに横になる。気がついたら、昼前になっている。ここで眠気が収束すればいいのだが、まだ眠い

          私と夫のよもやま話

          答え合わせのない問い

          少し早いけれど、今日は夫婦で2022年上半期の振り返りをした。二人で、よかったこと、よくなかったこと、改善点を洗い出した。最後に二人で講評をして、拍手をし合ったりしながら結婚と引越しを乗り越えたことを讃え合った。そして、お祝いを表現してくれた人が多くいたことを喜び合った。 そのあと私が二人で『ラ・ラ・ランド』を観ようと提案し、二人でソファに座ってゆったり寛ぎながら映画を観た。話のラストに近づいてきて、ミアがオーディションのためにひとり芝居をする重要な場面で西友の宅配が来て場

          答え合わせのない問い

          夫婦になって1ヶ月

          今日で夫婦になって一ヶ月だ(これを書き始めたのは5月3日)。時の流れというものは本当に早いもので、この一ヶ月は驚くほどのスピードで過ぎていった。たくさんの人に祝われ、ありがたいことに結婚祝いをもらい、今は部屋の片づけに没頭している。 私はといえば、片付けを一気にやってしまい(まだ終わっていないのだが)料理をしたりお菓子作りをしたりしていたらすっかり糸の切れたようにくたびれてしまい、丸三日ほど眠り込んでいた。引越しのバタバタで必ず寝込むだろうと予期していたのは予想通りになった。

          夫婦になって1ヶ月

          わたしの結婚前夜

          今日は朝から夕方まで散々だった。通院日だったのだが、明日の入籍のあらゆる緊張が極度に増し、家の中で発作が出るわ通院中にも発作が出るわ薬待ちのカフェでも発作が出るわと大変だった。余程緊張していたのだろう。今日は精神安定剤を3錠も飲んだ。 家に帰ってきてポストを開けると、父と母からの電報が入っていた。電報というところがまた渋い。私の父はお金持ちではないので、金銭的に助けてあげられることはないけれど…と父は電話越しに言っていたけれど、電報を送ってくれる、その気持ちがとても嬉しかっ

          わたしの結婚前夜