怒涛の5月(結婚式、そして仕事)

五月も末日、週末・月末・華金だ。華金がこんなに嬉しいものだと感じたのはいつぶりだろう。5月半ばから仕事が始まって、週4で1日5時間勤務をやり遂げた身体はしっかりと芯から疲れていて、でもそれはとても充実感のある疲れだと思える。

5月4日に結婚式を挙げて、そこから仕事を月末に納めるまで走り切った5月だった。結婚式自体はとても和やかに進み、緊張していたがギリギリ発作は出なかった。洗礼を受けようと決意したのも5月で、仕事が始まったのも5月。本当によく、走り切った。

仕事はSEO記事の競合分析やメルマガ発行・自社LP作成など多岐に渡り、その他にもまだまだ覚えなければならないことも頭を使わなければならないことも多そうだ。でも、とても楽しい。「働いている」という感覚がある。そして、対価が払われることも嬉しい。とにかく嬉しい。やったぁ。

仕事では始めたばかりということもあれど、スピード感と正確性と頭の回転の速さと飲み込みの速さとが同時に求められており、中々に疲れる。疲れるのだけれど楽しいんだからいいものだ。

と、言ってもまだ2週間働いただけなので、正直これをコンスタントに1ヶ月・2ヶ月…半年……と続けていくのは体調管理も含めて自分にとっては大きな課題だろう。でも、もしこういう働き方が長く続けられるようであれば、そして心身ともに余裕をもって仕事に取り組めるようになってきたら、今の部署で正社員登用してもらえないか打診してみたいなと思っている。勿論、今の業務委託での半日出社という働き方も決して悪くはないのだけれど。

いずれにしても、最初は気が張っているし、がんばりも出るだろう。それを差し引いて、余裕が出るまではあまり気張りすぎず、様子見をしながら、余裕を持ちながら仕事にあたりたい。

友人にも話したけれど、正直に言って、障害者雇用で働いていたときは「仕事を任されている」という実感も薄かったし、お給料もそんなによいものではなかった。けれど、今は何より「働いている」という実感がある。精神衛生上こんなにいいものはない。自己肯定感もかなり上がった。

眠くて仕事にならない日もあったけれど、這いつくばってPCに向かう。振られている仕事に加えて差し込みでのミーティングがどんどん入ってくるので、寝ている暇はない(一度うとうとしていて差し込みミーティングのスラックの通知を見逃してからヒヤヒヤして眠れなくなった)。あっという間に1日が終わる。

私は「暇」だったんだなぁ、と改めて思う。適度な余暇は必要だが、必要以上の暇は心身に毒だ。毒、とまでは言わないまでも、仕事をしているとやらなければならないことが次から次へと降ってくるので、余計なことを考えなくて済むから、心身にとってとてもよい。プライベートの悩みに溺れていた日々のことを思い返すと、それをすることができるだけの暇があったのだなということを思うし、また、自分自身仕事に向き合えるだけの心身の余力が戻ってきた、否、生まれたのだなと思う。素直に嬉しい。

今日は月末華金ということで、夫婦で割り勘をして出前館で寿司を頼んで二人で美味しい美味しいと言いながら食べた。この寿司の美味しさや、開放感をいつまでも忘れないように記録しておく。佳い1日だった。

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