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母との思い出

新年あけましておめでとうございます。

お正月休みを利用して温泉、初詣へ行ってまいりました。
家蔵団欒でお出かけをする人たちを見て
ふと思い出した事があります。

私、お母さんと2人で旅行に行ったことがない‥

前にこちらに書かせていただいたのですが、私には自閉症の兄がおりまして
物心ついた頃から家族の中で母と兄は二人で一つのようなペアが出来上がっていました。学校へ行くのも、家族で出かけるのも、何をするにも二人はいつも一緒。
大人になってから、少し自由がきく様になって、母と私で買い物に出かけたり
という事はあったのですがそれも兄が通う作業所の迎えの時間までと制限付き。
母と二人で遠出をするなんて、もってのほかです。
当時は仕方ないことと思って諦めていましたが、その時の感情が蘇ってきました。

そっか、私はお母さんを独占したかったのか‥

言葉にしてみると、なんだか恥ずかしいですね。
小さい時からいつも兄に譲って我慢していましたが、私も母の子供です。
もっと母に甘えてわがままを言ったり、子供らしいことをしたかったのが本音です。これまで我慢していた自分の気持ちに寄り添い、その想いを感じ切るととても晴れやかな気持ちになりました。
当時満たされなかった感情に気づくだけでも癒されますし、個人的には闇が光に変わる瞬間がとても好きです。

亡くなってから気づく感情もたくさんあります。
たらればになってしまいますが、
母が生きている内に私自身の心のケアができていればもっと素直になれただろうしたまには兄を預けて、母と一緒に温泉へ行く選択もできたのかな、なんて想像をしてしまいます。

最近は親子関係に悩まれてる方も多いと感じます。
今いちど大切な方との関係を見つめ直すきっかけになっていただけましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Spiritual Anatomy®︎オフィシャルプラクティショナー。
COCORO COLLEGE専属ヒーラー、サイキックカウンセラーとして活動中。
オンライン(Skype)での個人セッションを行なっています。
詳細は下記事務局までお問い合わせくださいませ。
pcsession@cocorocollege.com


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