人の感情の抑揚を一緒に共有することが好き。 自然や生き物と触れ合うこと、飼っている生き…

人の感情の抑揚を一緒に共有することが好き。 自然や生き物と触れ合うこと、飼っている生き物の水槽をボーッと眺めることが幸せ🍀 湧いてくる色々な感情と向き合いながら、自分のことを知っていきたい。 人間関係や幸せに生きるをテーマに、日々の発見や学んだことを書いていきます。

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父ちゃん、またキャッチボールしよう

「それでは、通信簿を渡します」 ”自分の考えや意見を言うことが苦手” 小学校高学年になると、担任の先生からのコメント欄に3年連続で書かれていた。 「そろそろ塾に通わせようか」両親が話しているのを耳にする。 4年生になると、受験のため塾に通うようになった。当時、クラスで受験する子は、私を含めて5名程度だった。 「私立に合格すれば、将来の安心にもつながるよ。お兄ちゃんも頑張ったんだから」という親の意見とは裏腹に、 将来の安心のため? 兄が頑張ったから? と私には納得感がもてな

    • 一本の映画に救われた話

      「はやく高校を卒業したい。。。」 わたしの高校生活は、苦しさに耐えることとの戦いだった。 クラスの中で、心を通わせる友達を一人もつくることができなかった。 休み時間は、トイレや誰もいない教室で時間をつぶした。 お昼のお弁当も一人で黙々と食べていた。 「あいつクラスで浮いているよな」 「なんか見ているだけでムカつくんだけど」 周りから陰口を叩かれるようになった。 頼むからほっておいておくれよと思った。 そのうち危害を加えられるんじゃないかと、 毎日ビクビクするようになった

      • イライラと向き合う

        私は職場に行く前、マクドナルドでコーヒーを一杯飲むことが習慣になっている。 ブログや本を読んだり、今の自分の気持ちと向き合う時間。 だんだんと気持ちが落ち着いていく。至福の一杯だ。 ある日、いつものようにマクドナルドのレジで並んでいたときのこと。 年齢は40代ぐらいだろうか。 女性店員が、若いアルバイトの男の子に対して、 「もっとこうやったら、はやくできるんじゃないの!   もぉ~いつになったら覚えるのよ、わかったわね!! 」 と注意していた。 店内に響きわたる程の大きな

        • 原始人への憧れ

          ときおり、原始時代の人々の暮らしに思いを馳せることがある。 住む家や着る服、道具などを、自分たちでつくる。 野草や木の実、魚を採取したり、動物を狩って食べる。 仕事は、生きるために獲物を狩ること。 自然災害や野生動物との戦い、飢餓で命を落としてきた人もいただろう。 そのために、家族や仲間と知恵を出し合って支え合いながら、日々を生き抜いてきたんだろうな。 「よし!今日も獲物を捕りに行こう!!」 「やったーシカをとらえたぞ!」と仲間とガッツポーズをする。 「今日は、野草だけ

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        父ちゃん、またキャッチボールしよう

          減らすということ

          今日で連休が終わる。 この5日間、とにかく部屋の片づけを徹底した。 片付けって、こんなに労力と時間を使うのか! とあらためて思う。 年末に掃除をさぼってしまったため、こんなに集中したのは、引越し以来か。 わたしは物への執着があり、ため込む傾向にある。 買って使わなくなった物を、なかなか捨てられない。 その結果、部屋が物であふれてしまい、何がどこにしまってあるのか、迷子状態だ。 部屋を見渡すと「は~」とため息が出て、エネルギーが吸い取られる感じがする。 整理していると、似

          減らすということ

          ボーッとする時間もいい

          自粛生活が続いていますね。 自宅で過ごす時間が長くなったけれど、わたしはこんなことをして過ごしてます。 子どもの頃から生き物が大好きで、捕まえた生き物をよく飼育していました。 そして今も、生き物の飼育にはまっています! 写真の水槽は、1年前のもの。        ⇂ ⇂ ⇂ ⇂ ⇂ ⇂ そして1年がたち、葉っぱがボーボーに生い茂るまでに成長しました(^-^)  コケは野外で採取したものを植えてみたら、元気に育ってくれました。 今日は、ボーボーに伸びた植物をハサミでト

          ボーッとする時間もいい

          家族旅行の思い出から

          ゴールデンウィーク。 コロナの影響で、多くの家庭が旅行を我慢して、自宅待機をしていることと思う。 子どもの頃、家族旅行で新潟に行くことが恒例行事だった。 父の兄が、新潟に別荘をもっていて、そこを借りて過ごすことができたから。 春休みは、ピクニック。 夏休みは、川で泳いだり、ボートに乗って川下りをしたり、魚を捕まえたり。 冬休みはスキーを滑るなど、自然の中での遊びを満喫していた。 特にゴールデンウィークのお出かけとなると、車の渋滞が予想されるので、朝早起きして4時ごろに出

          家族旅行の思い出から

          その言葉 で力が湧く

          わたしは、ガリガリ体質だ。 周りからは、「ちゃんと食べてるの??」と よく心配される。 友達からは「ガイコツ」とふざけて呼ばれたこともある。 以前、好きになった女の子から「わたし、筋肉質な人がタイプなんだ」と言われた。 素直なわたしは、そうだ筋トレしよう! と思い立つ 目標は、筋肉質になって自分の体を大きくすること。 そう、わたしは魅力的な体になってモテたいのだ! 心と体は繋がっている。 理想の体型になったら何か変わるかもしれない。 そんな期待を胸に、ジムに通いはじめた

          その言葉 で力が湧く

          『匂い』

          先日、カンヌで最高賞を受賞した、『パラサイト』という韓国の映画をみた。 お金持ちの裕福な暮らし。 貧困家庭のリアルな暮らし。 格差ありすぎだなぁ! と誰が見ても思うような描写がなされていた。 その違いを人から放たれる『匂い』をテーマにして、物語が展開していくことが、とても新鮮で面白かった。 匂いは、目には見えないもの。 住む場所や環境、食べ物、衣服など。匂いは、その人のこれまでの生活の積み重ねから、つくられていく。 その人の生まれ持った性格、そして経験により培われた

          『匂い』

          恐いけど、飛び込む

          私は、日頃からブログの記事を良く見ている。 「なんて心に響くんだろう!」 そんな文章に出会うと、すごく気持ちが高揚する。 そんな出会いに、喜びが自然と湧いてくる。 「坂爪圭吾さん」という方が書いている記事を、初めて読んだときは、心を大分揺さぶられた。 若くしてホームレスになり、その時に感じたことを綴った「ホームをレスした話」というタイトルに魅かれて読んでみた。 最後の一文まで目がはなせなかった。 「そうそう!わかるわかる!」と自分の中にあるモヤモヤした気持ちを見事に言語

          恐いけど、飛び込む

          「いつかやろう」が、たまっちゃうんだよね♪

          日々生活していると、「いつかこれをやっておかないとな」と思うことがたまっていくことがある。 今すぐにやっておかないと大変困ったことになるという、緊急性の内容ではない。 なので、まあ休日など時間に余裕ができたら、やればいっかと後回しにしてしまうためである。 例えば、出しっぱなしの洋服をしまう。洋服のボタンが今にもとれそう。 飼育している生き物の水槽のコケの掃除。自転車のタイヤに空気を入れる、チェーンのサビをおとす。洗濯機のカビを洗浄する。などなど思い浮かぶ。 休日を迎える。

          「いつかやろう」が、たまっちゃうんだよね♪

          親ブロック。自分と向き合うサイン

          わたしは、フォークソングが好きだ。 歌詞にメッセージ性がある曲が多い。 曲を聞いていると歌詞の内容が流れるように頭に入ってきて、その情景が浮かんでくる。 特に、さだまさしさんの美しい歌声とメロディーが好き。 雨宿り、関白宣言など名曲はたくさんある。 そんな中で、「風に立つライオン」を聴いたときは衝撃を受けた。 日本に愛する恋人を残してまで、アフリカの医療に努めた男性の実話を歌にしたもの。アフリカの自然や動物たちの壮大さも歌っている。 ”ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフ

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          私は、こうしてトラウマになった

          「これで発表を終わります」 体から変な汗がにじみでている。まだ体の震えがとまらない。 中学校1年生のときのこと。 「好きなテーマを一つ決めて、研究発表してもらうよ。 みんなの前で、順番に発表してもらうからな」と先生から言い渡された。 調べたことを、発表するのか。まあ大丈夫でしょ、と軽く受け流していた。 発表当日。このあと起こった出来事がトラウマとなり、今後何十年もひきづることになる。この時は思いもしなかったけれど。 一人目の子の発表が始まる。 教室がシーンと静まりかえり

          私は、こうしてトラウマになった

          心のゆとり。バスで出会った物語

          とある休日。私は、セミナーのイベント会場へ向かうため、バスで移動していた。やってしまった。まさかの朝寝坊。 このまま向かえば、ぎりぎり開始時間には間に合うかもという状況。 前々から楽しみにしていたし、代金も払っているし、できれば遅れたくないと、気持ちは焦っていた。 赤信号でバスが停車する度に苛立ってきて、携帯画面の時刻を何度も確認していた。 バスが途中の駅で停車して、乗客が乗ってきたときのこと。 「運転手さん、すみません。今、杖がないことに気付いたの!」 おばあちゃんの大き

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          わたしの家にはテレビがない

          わたしの家には、テレビがない。 テレビのない生活を、かれこれ10年以上送っている。 テレビが良くないと、批判したいわけではない。 子どもの頃から、アニメやお笑い番組をみることが大好きで、四六時中テレビにかじりつく『テレビっ子』だった。 友達と「昨日あの番組みた?」と一緒に話すことも楽しかったし、「明日はドラゴンボールが放送される日だ!」とワクワクして、時間が経つのを心待ちにしていたことも良い思い出である。 いつからだったろう。 わたしは心が疲れてしまい、会社を休職した時

          わたしの家にはテレビがない

          わたしの心がトキメクとき

          高校時代、PHSがはやり、次々と周りの友達が携帯をもちはじめた。 「電話帳に、友達の登録件数が〇〇件になったよ」と 友達の数を競いあったり、自慢したりする子が増えはじめた。 「携帯はやく買ってよ! 連絡先交換しようよ」 そう友達に促されても、しばらくは公衆電話と家の電話を使って、連絡のやり取りをしていた。それで別に困ってもいなかったから。 大学に入り、初めて知り合う友達と遊ぶ約束をしたり、外で待ち合わせをしたりする機会が増えてくるにつれて、確かに携帯があったら便利だなと思

          わたしの心がトキメクとき