見出し画像

【第2回】設問1 小説の面白さ教えて!【読書会】

さて、
先日また読書会を開催してきました。

今回も前回同様
予めこちらで用意した設問に
フリップで答えてもらいました。

長くなるので
全てを紹介する事は割愛しますが
読書家の皆さんへ
その一部を紹介いたします。

設問 「小説の面白さを教えて!」

日常的に本を読んでいても
ビジネス書や自己啓発本といった実用書しか
読まない人も多いのではないでしょうか。

僕もそうでした。

このように、普段から小説を読まない人
若しくは、これから小説を読み始めようと
考えている人に小説の面白さを教えて!
という設問です。

その中で
「スピードは自分次第」
という回答がありました。

アニメなら30分
ドラマなら1時間
映画なら2時間が概ねの尺。

ところが、小説は自分のスピードで楽しめる。

時には一度本を閉じて頭を整理しても良いし、
ページを戻したって良い。
同じ行を何度読んだって良い。

早いから良いなんて事は決してなく
作品にどっぷり浸かる事が大事だよと。

読むスピードの他にも
物語の解釈を含め
全て自由で良い。
自分が思い描く理想の楽しみ方が可能。
これが小説の面白さであると。

また、
映画やドラマなどは
効果的な音や大迫力の映像で
印象に残したいシーンが
分かりやすくなっています。

一方小説は?
太字になる文脈もなければ
登場人物の重要な発言に
マーカーが引かれているわけでもありません。

楽しみ方の自由度が高い分
言い方を変えると
その作品の面白さは
自分で見つけに行かなくてはなりません。

だからこそ
小説を読むには
一冊を読み終える早さにこだわる事なく
著者が魂こめて書き連ねた表現を
存分に味わう事が大切だと思いました。

このセリフが示す意味はなんだろう?
この時の心情はどんなだろう?
きっとこんな落ちが待っているのではないか?

自由に思いを巡らせ
著者との駆け引きを楽しみ
時には大きく裏切られながら
読み進めることが
小説の醍醐味なのだなと。


以上。
次回設問「老後の夢は何ですか?」
こちらについて投稿させていただきます。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,418件

#読書感想文

189,141件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?