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自分の人生を生きる。【読書感想】

普段から意見を持った生き方が
出来ているのか考えさせられる一冊。

例えば定例の会議にて
周りに合わせた「異議なし」
理解が及ばないままの「賛成」
ふわっと自分の意思を
示してしまうことってありますよね。

そこに自分の意見は
吹き込まれているのでしょうか?
答えはNoです。

もちろん、
それ自体を悪く言うつもりはありませんし、
場合によっては周りに合わせる事も
必要だと思います。

大切なのは「異議なし」の背後に
自分なりの理由が控えていること。
一つ一つの意思表示に自分の意見が
吹き込まれていることなのだと
認識させてくれます。


この一冊を読み終えた頃、
職場環境を改善するための
アンケートがありました。
自分の言葉で自由に
書けるタイプのものです。

僕は毎回何も書かずに
提出していましたが、
今回は自分の意見を
アレコレ書いてみました。

それが正解かどうかは分かりませんが、
職場環境をより良くするための
僕の意見として意思を示しました。
何かを改善するためには考えが
必要だと言うことから
真剣に書き連ねてみました。

逆に言えば
「意見が無い」=「現状に満足」
と捉えられても文句は言えません。
投票率の議論では
良く耳にするくだりですね笑

話がそれました。
意見を持つ事は大切ですが、
会社などの集団においては
人から意見を引き出す事も
同じくらい大切なのではないでしょうか?

個人がいくら意見を持っていようと
それを表明する場
表明できる雰囲気
一意見として受け止める姿勢
これらが備わっていない環境だと
意見を口に出来ません。

他の記事でも
度々書かせていただいてますが、
今後AIが普及する世の中において
仕事で人間が担う役割は
創造することだと思っています。

従って何に対しても
自分の意見を持つ事が
より重要になる時代に
なってくることと考えます。

「人生は選択の連続である。」
シェイクスピアの言葉ですが、
小さな選択もあれば
大きな選択もあります。

中には意見を持つまでもないような
小さな選択もあるでしょう。

しかし、
何でもかんでも他人の意見に
合わせた生き方をしていて
自分の人生を生きた事になるのでしょうか?

自分の意見を持って
自分の人生を生きなきゃなと。

自らnoteに思いを書き出して、
それを日頃から
オープンにしている皆さんの背中を
押してくれる一冊だと思いました。

週末は是非
お近くの書店や図書館に足を運び
お気に入りのコーヒーと共に
本書を開いてみてください。

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