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小さな、でも大切なことを話す、映画の上映会。


寒い日は暖かい空間で、のんびりと過ごしたいもの。
暖かい飲み物と、お菓子、そして本や映画で旅をするのは、心満たされる時間です。

映画を観て、おしゃべりを楽しむ上映会をやってみたい。

世界を旅するドキュメンタリー映画の上映会を、岐阜ではじめてみることにしました。映画を観ておわりではなく、誰もが気軽に参加できる、おしゃべりの場。ときに社会の課題について語らうことのできる場所です。

題して「ダベリバシネマ」。

なぜおしゃべりのきっかけに映画を観るの?

ちゃんと立ち止まって考えるべきことが、日々の忙しさや情報の洪水に流されてしまうことが多いと感じています。映画を通して社会を知り考えるという行為は、LINEやSNSなどに邪魔されることなく、じっくり向き合うことができる良い方法だと思います。

また映画の魅力は、時間や空間を軽々と飛び越え旅ができること。
過去へ、未来へ、はたまたいつか行ってみたいあの場所へ、飛んでいくことができます。そこでは、一度話を聴いてみたかったあの人の物語の中へ入っていくこともできるかもしれません。わくわくする冒険や、息をのむような美しい風景との出会い、また厳しい状況下で生きる人たちから心が痛む体験を聴く場面に出会うこともあるでしょう。

知識を得る、というよりも、その空間で追体験することで、心で「理解する」ことができる。登場人物に共感を覚えることができるから、その世界をより深く「わかる」「知る」に近づくことができるのも良い点だと思います。

田舎で育った私に、最初に広い世界を見せてくれたのは映画だった。

田舎で生まれ育った私に、広い世界を教えてくれたのは、映画でした。(その後実際に訪れてみたくなって、世界一周の旅に出ました。)映画が教えてくれたのは、それまで当たり前だと思っていた生き方や考え方が、広い世界の中では、ただ一つの選択肢一部にすぎず、全然当たり前じゃないこと、もっといろんな生き方や考え方があってもいいということでした。

また、世界中に暮らす人々の普段の姿ー何を何を想い、悩み、暮らしているのか、というニュースや教科書では目にすることのない、等身大の姿に触れることができるのもとてもおもしろい点だと思います。小さな映画館は席数も少なくて人との距離が近いので、とてもあたたかくて居心地もいいのです。私にとってのたいせつな「学びの場」でもありました。

いつか映画館をやってみたい!

そんな夢がずっとありました。せっかくなら一緒に観た人たちと感動を共有したり、議論したりとおしゃべりを楽しめる映画館がいい、と思っていました。

そんなときに出会ったのが、cinemoの市民上映会の仕組み。世界各国のドキュメンタリー映画を配給するユナイテッドピープルが行う取り組みに、1年間乗っかってみることにした。

岐阜ではやってないので月に一回、ゆるやかに初めてみることにします。ご参加お待ちしています!!

ダベリバシネマ@ぎふ
ドキュメンタリー映画上映と感想シェア会
映画を観て、ダベル(おしゃべりする)から、ダベリバシネマ。
仕事や日常をはなれて、映画と観て、おしゃべりを楽しみませんか?
■開催日 月1回、金曜夜 or 日曜午後
■場所  岐阜開成学院(岐阜駅すぐ、文化センター前)

■作品
 1月『バベルの学校』 1月13日(金)18時
 2月『バレンタイン一揆』 2月12日(日)10時、14時
 4月『戦火のランナー』 4月2日(日)14時

予告編、予約はこちらのリンクから↓



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