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【 ② 知識・操作編 】 テクノ風エレクトロニカ曲 演奏のコツ / Model:Cycles

*本記事は初心者の方向けです
▼vol.1は下記です。本記事で使用するプロジェクトファイルをDLできます。

前回の続きです。本記事では筆者の楽曲を題材にElektron Model:Cyclesを使って

いい感じの
テクノ風エレクトロニカを
演奏するコツ

をシェアします。

(Model:Cyclesは以降MC表記)

▼題材となる楽曲

MCの基本的な操作は公式マニュアルを確認してください。

本記事では前提として

最低限知っていると便利な知識、操作

を書きます。この情報を頭の片隅におくことで、

演奏をスムーズに

行うことができます。

【 パート構成とマシンの種類 】

マシンというのはMCにおける楽器の種類のことです。動画で演奏している曲では、各トラックの設定は下記になります。

トラック1:Kick / キック *パターン2はキック、ベース
トラック2:Tone / スネア
トラック3:Tone / ハイハット的なカチカチ音
トラック4:Chord / パッド(コード)
トラック5:Chord / シンセ1
トラック6:Chord / シンセ2(メロディー)

*トラックは以降 T- 表記

【 トラックごとのステップ長】

すべてのトラックは

64ステップ 4小節

です。(1拍に16分音符が4つ 1小節に16分音符が16個)

*ステップ数確認方法 :FUNCを押しながらPAGEボタン押下→Lenのパラメータ

16分音符がビートの基本になり、4小節ごとに曲を展開させるとスムーズになります。

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【 パターン 】

2つあります。違いはパターン2のトラック1にはキックの他にベースを打ち込んでいます。その他のトラックに違いはありません。

パターンを変更する操作は

PATTERNを押下して(もしくは押下したまま)その下の1〜16のボタン(トリガーキー)を押します。

*動画では01:16あたり

下記画像ではパターン1と2しか使用していないので1と2だけが赤点灯しています。

【 基本的な操作 】

・●・ 操作したいトラックの変更

TRACKボタンを押しながらT1〜T6のいずれかのボタン押下

TRACKボタンを押さなくてもトラックを変更できますが、上記方法をオススメします。(理由は割愛します)

*動画では00:20あたり

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・●・ トラックのミュート&ミュート解除

FUNCボタンを押しながらT1〜T6のボタン押下

ミュートしたトラックのLEDは消灯します。ミュート解除も同じ操作。
*動画では01:15あたり T1〜3をミュートしています

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・●・ パラメータ変更後に以前のパラメータ値に瞬時に戻す

(この操作は演奏するときにとても重要!)

任意のツマミを回し、パラメータ値を変更→BACKボタン(下にAPD MENUと表示)を押下→元の値に瞬時に戻せる

*動画では00:07あたり

*ただしパラメータ変更後、約3秒間の間だけ有効です。3秒過ぎるとその時点で変化した値になります(公式マニュアルP.36)

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・●・ 余韻をのこして演奏を終了

シーケンサーを再生中に

停止ボタンを一度押下

停止ボタンをすばやく2度押下すると余韻がなく曲(シーケンサー)が終了します。

*動画では02:49あたり

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以上、最低限の前提知識でした。お疲れ様でした。

次回は、シーケンサーを走らせて、

どのパラメータを変化させたら
いい感じになるのか

などを書きます。

お読みいただきまして、ありがとうございました。

▼vol.3


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