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今こそ中東を勉強しましょう!日本の進むべき道が見えて来る!? その1

こんにちは。
以前から中東に興味がありましたが、とにかく複雑でしかも私の苦手な宗教問題の巣窟なので、きちんと頭に入らずにきました。

今回の参考書は、中東に長年関わるビジネスマンでありYoutuberである石田和靖さん。あまり知らなかったが、本が他の解説本より分かりやすい。

歴史家・学者が中東と語ると難しくてすぐにリタイアしたが、石田さんの本は、自身が経験したビジネスの観点からも触れていて私には入ってきやすい。

まず中東とは?

ご存知と思いますが、かつて強かったイギリス当たりから見て中程度の東側なので「中東」と呼ばれています。同じような理由で日本、中国、朝鮮半島は極めて東側なので「極東」ですね。

地図の通り、中東はアジア、ヨーロッパ、アフリカのつなぎ目です。
そして、石油と宗教の世界的中心なので、紛争が絶えない地域。

まさにイスラエルーパレスチナ紛争の真っただ中。

日本ではイスラエルvsハマスの戦闘やガザ地区の住民の困窮を大事件として伝えていますが、昨年はそれに近いぐらいのもう一つのビッグニュースがありました。でも確か日本のテレビではほとんど流して無いのではないでしょうか?

それは中東の2トップでライバルで敵対関係のイランとサウジアラビアが、なんと中国の仲介で関係強化というものです。

これははっきり言って、アメリカ バイデン政権の大失態によるものと言われていますが、アメリカ民主党の配下のさらに配下ようなものである、日本のテレビ局はできるだけ隠します。

しかし、日本人は知らないといけません。

この歴史的合意でアメリカの中東におけるプレゼンス(存在感)が低下すると同時に、日本のプレゼンスも下がりました。岸田政権はバイデン政権の言いなりですのでねーーー😢
そして経済的には失政続きの中国のプレゼンスが高まりました。アメリカが下がって、中国が上がるということはロシアのプレゼンスも上がるということになります。

親米の石油大国サウジアラビアがアメリカにやや距離を置くことで、中東全体が脱西側諸国に舵を切ったことにつながったようですね。

この状態でイスラエルーパレスチナ紛争なので、アメリカが苦しい状況なのは想像つくことでしょうし、日本も迷うところですね。

日本は万一中東からの石油がストップしたり、ペルシャ湾や航海のタンカー運航に支障が出た場合は、エネルギー問題だけでなく食糧問題も一気にヤバイ状況になるので・・まあそこまではさすがにいかないかなあ。でも心配もすべきかも。

元々中東の産油国は、石油が出て以来西川諸国に支配されてきて、独立した後も石油を送って西川諸国の繁栄を支えてきましたが、近年その西川諸国が環境問題で奪石油と言い始めたことに、まさに「いいかげんにしろ!」という共通認識があります。

中東は、大昔から世界のつなぎ目という利点を生かして、イノベーションを起こしてきましたが、ドバイのように石油に依存しないビジネス拠点が短期間で立ち上がったことで新たなイノベーションが今後連発すると予想できます。

今日はここまでとします。中東に詳しく無いけど学びたいと思ったなら少し待っていただくか、石田さんの本を買ってください(そりゃこっちがお勧めです(笑))。

ありがとうございました。



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