小野寺美咲|ライター・インタビュアー

日記を書いています

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記事一覧

「我が子の妄想と問答」日記|小野寺

オーディブルを生活に取り入れてからというもの湊かなえ先生ブームが到来していて、先日『母性』を聴き終えた。紙本でも読んだことがあったが、音声でも面白かった。読了後…

「こうしているうちに体は動かなくなる」日記|小野寺

いじっぱりで褒められたくて評価されたい、これにおいて単なる無能だという事実を知られたくないから、私は小説を書くことを先延ばしにしているのだ。下手ってことが分かる…

「自分以外のことを考えたい」日記|小野寺

しんどい日々は続く。体力がないのか、何もしたくない、と思う時間が多い。その割には中国語レッスンを受けたり漫画を買って読みこんだり新しい仕事を受けたり仕事でもちょ…

「クサクサも愛」日記|小野寺

年々押し付けられることが無理になっていく。早く楽になりたい。そりゃそうだ、昭和の価値観と平成〜令和の価値観が一緒なはずない。向こうの譲歩ではこちらは足りない。輝…

「頑張ることから逃れられない人生」日記|小野寺

某TOPユーチューバーが先日リリースしたBBBBパロ動画がバズっていて、本家のアニメ作品が好きなので視聴した。ユニークさを持って本家に寄せる、ということを全力でやって…

「滅裂!PMS〜なめんなよ〜」日記|小野寺

ああしんどい!毎日毎秒しんどい。少しでも思考を深めるとパンパンになった心から水分が溢れそうになるので、結局頭を空っぽにしてくれるXやアイドルの曲を聴いて、それで…

「vibesだけでも感じて帰ってください」日記|小野寺

友人が書いているはてなブログを読んでいると、音楽や本にまつわる教養、知見とユーモアに溢れた情報が詰まっていて、かっこいいなあと素敵だなと自分には書けないなと羨ま…

「カウンセリングを受けた」日記|小野寺

クリニックのオンラインカウンセリングなるものを受けてきた。メンタルが病んでいるということでもないのだが、 これらの課題を解決する方法をずっと探しているので、思い…

「思ったことを言うな」日記|小野寺

「思ったことを言って何が悪いの」というスタンスの親のもとで、聞きたくない言葉を受け取ってきた学生時代だった。 私個人の考えとしては「思ったことをそのまま言うのは…

「幸福に依存しない」日記|小野寺

人の「幸福な話」、まじで誰が聞いて読みたいねん、といつも思う。そういうものは、私からすると全然、ちっとも、面白くない。 幸せであること、それを発信すること自体は…

【やったね告知】所属しているコワーキングスペースのパンフに寄稿しました

横浜市青葉区にある、コワーキングスペーススプラス青葉台さんの4月分パンフレットに文章を載せてもらいました!やったぜ! 会員さんだけでなく、近所の方にも見てもらう…

「趣味の良さなんてない」日記|小野寺

姉とは仲が悪く、最近は顔を合わせることもないのだが、ふとした瞬間に彼女が学生時代に聴いていた音楽の趣味は良かったな、と思う。というか、バランスが良かった。スピッ…

「立て」日記|小野寺

知人が言うには、戦後、日本人は平和な世の中で軟弱になっている。ので、数十年前の20歳が現在の30歳くらいの精神年齢に相当すると思う、とのこと。昔の若者は大学で自分探…

「意味わからんちん」日記|小野寺

便利に使われることと愛されていることは時に似ている。し、優秀なことと人に囲まれていることと多くの愛を受け取っていることはすべて別の話だから、勘違いしないように生…

「人間関係をサボらない」日記|小野寺

合うとか合わないとか好きとか嫌いとか許せるとか許せないとかそんな単純な言葉で人間関係を語ることなんてできない。 先の見えない暗い川のような悲しみが目の前に横たわ…

【青葉台スプラスラジオ】お話しさせていただきました!

通っているコワーキングスペース、青葉台スプラスのラジオに出させていただきました! パーソナリティの(詩人のさなえさんの妹である)さなふきんさん、ありがとうござい…

「我が子の妄想と問答」日記|小野寺

オーディブルを生活に取り入れてからというもの湊かなえ先生ブームが到来していて、先日『母性』を聴き終えた。紙本でも読んだことがあったが、音声でも面白かった。読了後の「面白かった」には人それぞれの捉え方があるけれど、私は「作品を踏まえて実生活を省みる余地の広さ」で測りがちである。 私にも両親がおり、育ててもらってここまで来た。その記憶を思い返しながら、読了後に思ったのは「成長過程での多少の強要や我慢は必要で、そのいずれもは呪いになる」ということだ。お守りになるかもしれないが。誰

「こうしているうちに体は動かなくなる」日記|小野寺

いじっぱりで褒められたくて評価されたい、これにおいて単なる無能だという事実を知られたくないから、私は小説を書くことを先延ばしにしているのだ。下手ってことが分かるから。めんどくさいわけじゃない、だってどうやったって褒めてもらえる同人誌はセコセコ、誰に言われなくても作るじゃん。 小説を書かなくても生きていけるから、全然、今、生きている。でもずっと、逃げている。逃げなければじゃあ面白いものが書けるのか?と言われたら別に書けないんだろうけれど、人生のうちこんなにやってみたいことがある

「自分以外のことを考えたい」日記|小野寺

しんどい日々は続く。体力がないのか、何もしたくない、と思う時間が多い。その割には中国語レッスンを受けたり漫画を買って読みこんだり新しい仕事を受けたり仕事でもちょっとした成長があったり同人誌をつくったり映画を見たり本を読んだり友達とご飯を食べたり好き勝手しているので、これで忙しい、というのは周りに忙しい人が多いので憚られる。びっくりするくらい、私は休んでいる。が、しんどい。 これは自分の全てを理解してくれる人がいないからだ、とひしひしと思うようになった。自己開示をしているつも

「クサクサも愛」日記|小野寺

年々押し付けられることが無理になっていく。早く楽になりたい。そりゃそうだ、昭和の価値観と平成〜令和の価値観が一緒なはずない。向こうの譲歩ではこちらは足りない。輝きたい。考えたくない。親や家のせいにしたくない。すべきじゃない。誰のせいにもしたくない。私は私のせいで死にたい。ずっとかっこよくいたいだけなのに。もうずっとかっこよくないってわかってるから苦しい。 私はずっと一人で自分と戦っているので、その分世界を見れていない。これは私を小さく小さくしていくだけで、もっと世界を見たい。

「頑張ることから逃れられない人生」日記|小野寺

某TOPユーチューバーが先日リリースしたBBBBパロ動画がバズっていて、本家のアニメ作品が好きなので視聴した。ユニークさを持って本家に寄せる、ということを全力でやっていて、好感が持てた。 これは本家のMV ただ、この動画には元ネタがある訳だし、歌もアーティストが歌っているので、彼が行ったのは「超似せた動画を作ってリリースした」ということになる。 これは彼に限らず、世の中には【歌ってみた】【踊ってみた】または二次創作など、ゼロイチは生み出していないけれど作品に参加する動き

「滅裂!PMS〜なめんなよ〜」日記|小野寺

ああしんどい!毎日毎秒しんどい。少しでも思考を深めるとパンパンになった心から水分が溢れそうになるので、結局頭を空っぽにしてくれるXやアイドルの曲を聴いて、それでもXの情報量の多さにだんだん疲れてくるし、若くて細いアイドルが一生懸命頑張っているのに「私がこの年齢だった時と比べて彼女らはなんて優れてるんだろう」「努力の結晶を、時間を食いつぶすために使って最低だ」と自分を責めたくなるので疲れました。 考えていることがいろいろあって、もうはち切れそう。これからくどくど書く長い文章も

「vibesだけでも感じて帰ってください」日記|小野寺

友人が書いているはてなブログを読んでいると、音楽や本にまつわる教養、知見とユーモアに溢れた情報が詰まっていて、かっこいいなあと素敵だなと自分には書けないなと羨ましいなとまた会ってくれるだろうかが渦巻いて半目で流してハートマークを押す。 私がこのnoteに書いているよしなしごとは、教養みたいなものはたいして含んでいない。生きていれば皆大なり小なり感ずること、そういうものを書いているから、友人の文章とは違う情報量。というか読むより感じ取ってもらわなくちゃならない、不親切で中途半

「カウンセリングを受けた」日記|小野寺

クリニックのオンラインカウンセリングなるものを受けてきた。メンタルが病んでいるということでもないのだが、 これらの課題を解決する方法をずっと探しているので、思い立って予約を入れてみた。保険適用外なので45分で4000円程度(初回料金)。もともと、精神科に行く理由はないけれど、人に自分の話を聞いてもらうことに強い興味があったし。 先生は各資格を取得されている優しい女性で、特に喝とかは入れてこなかった。淡々と話を聞いてくれる感じが良かった。これは私だけかもしれないけれど、不用

「思ったことを言うな」日記|小野寺

「思ったことを言って何が悪いの」というスタンスの親のもとで、聞きたくない言葉を受け取ってきた学生時代だった。 私個人の考えとしては「思ったことをそのまま言うのは危険」である。何を危険に思っているのかというと、自分・関係者・それを見かけた他者それぞれすべてを傷つける恐れがあるので。私はできるだけ不要に傷つきたくないし、傷つけたくもない。それを危険なことだと思っている。 ペンは剣より強いことを、私もみんなもすぐに忘れる。言葉は柔軟に形を変え、剣より強い武器になり、盾より強い防

「幸福に依存しない」日記|小野寺

人の「幸福な話」、まじで誰が聞いて読みたいねん、といつも思う。そういうものは、私からすると全然、ちっとも、面白くない。 幸せであること、それを発信すること自体は、実生活において当たり前に素敵なんだけれど。それを文章にして「幸福なんだね、良かったね」と受け取れるのはさすがに見知った人が限界である。そもそもおそらく「いかに幸せか」話をしたい人は、そう広い範囲に届けたいとも思っていないだろうし。見知った人、その円のもうひとまわり外周くらいまでを射程圏内にしている気がする(そもそも

【やったね告知】所属しているコワーキングスペースのパンフに寄稿しました

横浜市青葉区にある、コワーキングスペーススプラス青葉台さんの4月分パンフレットに文章を載せてもらいました!やったぜ! 会員さんだけでなく、近所の方にも見てもらうパンフだそう。どんな形でも自分の文章が人の目に触れるのは嬉しいので、また載せてもらえるように徳を積んどきます! 全文↓です。 題:余裕 執筆・ライター 小野寺美咲 もうちょっと気持ちに余裕があれば、色々できるんだけれど。 なんて思いながら、つい、余裕をすり減らすように生活してしまう。恋愛に仕事、家事や育児。人の

「趣味の良さなんてない」日記|小野寺

姉とは仲が悪く、最近は顔を合わせることもないのだが、ふとした瞬間に彼女が学生時代に聴いていた音楽の趣味は良かったな、と思う。というか、バランスが良かった。スピッツやRADWINPS、加藤ミリヤとシド。邦楽ロック、いわゆるロキノン系と、ギャルムーヴ、V盤それぞれの文化を彼女を見ながら知らず知らずのうちにインプットした私は、今特段音楽好きではないけれどなんとなくどのジャンルにも一定理解のある人間に育った。 よくよく考えれば彼女の趣味が良かったというわけではなく、単に流行りの、と

「立て」日記|小野寺

知人が言うには、戦後、日本人は平和な世の中で軟弱になっている。ので、数十年前の20歳が現在の30歳くらいの精神年齢に相当すると思う、とのこと。昔の若者は大学で自分探しをしていたけれど、現代ではアラサーが社会人をしながら自分探しをしている。ソースはないが、知人の唱える説に私も同意する。29歳になった今も、私は自分のこと、子供だなあと思うもん。 子供の定義とは、これは私が思うに、意思の弱さ。いくら友人との話題が好みの異性のタイプからふるさと納税のおすすめになったって、知識が増え

「意味わからんちん」日記|小野寺

便利に使われることと愛されていることは時に似ている。し、優秀なことと人に囲まれていることと多くの愛を受け取っていることはすべて別の話だから、勘違いしないように生きていきたい。 平成生まれの私の学生時代には「自分を褒めてあげよう」みたいな風潮はなくて、慎ましく生きていきましょう、と教えられてきた昭和の親から育てられたので、褒められることなんてなかった。 自我がすっかり形成された頃、母から「あんたは偉いと思う、でもそんなことを直接伝えたり周りに吹聴するのはアホのすることやから私

「人間関係をサボらない」日記|小野寺

合うとか合わないとか好きとか嫌いとか許せるとか許せないとかそんな単純な言葉で人間関係を語ることなんてできない。 先の見えない暗い川のような悲しみが目の前に横たわっていて、怒りの炎で焼けた喉から言葉がでない、胸に鉛を抱える夜だって、単純な言葉に甘えずに明日の朝飯のために米を炊く。 台所の包丁を持ち出して、感情のままにこの人を刺したら一体どうなるのだろう、とわざと考えてみて、そうじゃないよ、と思う時もある。 それは「この人なんかのために人生棒に振るのは嫌だわ」という選択をしたわ

【青葉台スプラスラジオ】お話しさせていただきました!

通っているコワーキングスペース、青葉台スプラスのラジオに出させていただきました! パーソナリティの(詩人のさなえさんの妹である)さなふきんさん、ありがとうございました! なんでライターをしているのか、好きな作家先生や心に残っている本についてなど。お便りコーナーではうまく喋れた気がしませんが、自己肯定感なんてある方がヘン、粛々と人生を一緒にやりましょう、などと偉そうに答えてます。ガハハ! ノタノタしてる自分の声が鈍臭そうですごく嫌いなんですけど「案外ヤバくないかも」と思え