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あれ、昔のデザインの方が素敵かも。


最近忙しくて、バイトや仕事関係などで東京に行くことが増えてきました。


東京の魅力は何と言っても美術館がたくさんあること。

今日は有楽町のGOOD DESIGN Marunouchi に行ってみました。

というレポート。


ここの展示はいつも素敵で関心させられるものばかりです。

有楽町という素敵な街並みの中にあって、東京駅近くや日比谷に行くときはよく寄ります。ふらっといけるところも良い。



今日の展示は

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パッケージデザインがテーマ!(嬉しい)

私がもともとデザインを勉強したいな〜!って思ったきっかけが実はパッケージデザインだったりする。

中でも化粧品パッケージはやはり魅力的で奥が深い。


今回の展示では80年代から今年に到るまで、日本パッケージデザイン大賞を受賞した作品が並んでる。


古い方からまじまじとみていくと。。


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こちらのレトロな可愛い化粧品パッケージは資生堂さんのもの。

資生堂さんのパッケージは今もとても素敵だけど、当時のポスターデザインに次いでパッケージもとても魅力的。


今ではこの色はなかなか使われなさそうだな〜とか考えつつ見ていく。



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PAUL&JOEさんの昔のパッケージも発見。

口紅やアイシャドウなど、今と比べても「女性らしい」イメージはブレてないものの、今よりもとてもアンティーク調。

ロゴが変わっていないところが素敵。フランスのお菓子みたいな小ささと可憐さで、今売ってても絶対買っちゃうなあ。

PAUL&JOEさんらしいけど、今の猫ちゃんばかりのデザインよりも好きだなと思ってしまう。




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こちらは(たしか)今年受賞の紙袋パッケージデザイン。

日本らしさを残しながら現代的で、外国人ウケもよさそう。

何よりグラフィックがとても素敵。このグラフィックのカレンダー欲しいな!と思っちゃったり。

おせんべいのパッケージとかでも可愛いだろうなあ。


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こちらは2005年あたりの資生堂さんの化粧品たち。化粧水など肌化粧品。

※情報が間違っていたらごめんなさい


80年代とかと比べると少し現代的になった。

クリアボトルは今もイプサさんなどで使われているけど(写真の奥にチラ見えしてる)

化粧水のスッキリしたイメージにぴったり。

画面手前左のパッケージの上には資生堂のロゴが入ってるのは点字の代わりかな?と思ってみたり。

こちらは男性用の化粧水なので女性用に比べてかっちりとしつつも資生堂さんらしい丸みも残してて、すごいなあ。男性用化粧品の先駆けなのかも。


歩いて行きながら素敵なパッケージをいくつも見ることができてとても良い展示でした。

案内人の方も優しくてよい人だった!





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展示をみていくと、私が「素敵!」と思うのは80年代や90年代のデザインがなぜか多かったのが気になった。

私がレトロなスタイルが好きなのもあるかもしれないけど、

昔のデザインの方が尖っている部分があって万人ウケしない感じが好き。(でも当時はそれが万人ウケだったのかも?)


現代のデザインはもちろんモダンで、スッキリしててシンプル、そして綺麗なんだけど「可愛い」のとはなんだか違う。。。。

もともと私がヨーロッパデザインや、ヨーロッパ文化に興味を持ったのも、レトロなデザインやアンティーク調が好きだったからというのも理由の一つかもしれない。


パッケージデザインは、芸術性はもちろん必要だけど日本ではいかに売れるかが求められている。

より多くの人が商品を欲しい!食べ物だったら美味しそう!化粧品なら可愛い!と思うようなデザインが日々試行錯誤されていて作り続けられている。



消費者のためのデザインなのか、デザインのための消費者なのかは私にはわからないけれど、少なくとも大賞に選ばれているデザインたちはびっくりするようなアイデアと商品をより魅力的に見せることに長けているのは間違いない。


展示を出た後で、有楽町の街並みを歩いてると、数えきれないほどのデザインが目に入ってくる。



デザインを考えるってとても大変だ。

でも今日の素敵な展示をみてまた作品を作りたくなった!


ちょっとづつ頑張っていこう。と思った1日でした。


ではでは



さり






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