見出し画像

想像の中の「敵」と、私は戦わなくていい。

他人の感情を自分の感情のように受け取ってしまう
自分がHSPだと知って、この受け取り方はみんな一緒なのではないんだと気付いて、他人の感情との距離の取り方を少しずつ離すようにしてきた。
流れ込んできてしまうものは仕方がない。
でも、できるだけ流れ込まないような環境に自分を置くことはできるし、「あなたはそう感じているのね」と客観視するように習慣づけるようにしてきて、ずいぶんと楽に生きられるようになったと思う。

ところが習慣というのはこわいもので、これは他人の感情だよー。っていう認識を持たないまま、自分がつらくなっている場合がある。
というか、いま私、その状態。

**----**----**----**----**----**----**----**----**

友人が、とあるコミュニティの人たちについて「こういう悪い特徴があってこんなひどいことを言われる」という話をしていた。
それを聞いた私は、まるでそのコミュニティの中で自分が攻撃されているように感じて、胃の具合は悪くなるしヒステリー球は出るし寝付けなくなるしで、散々な気持ちになってる(なってた、にこれからなる予定)。

あーーーーいやだいやだストレスだわーーーーーとじたばたしながら、ふとその友人の顔が浮かんだ瞬間、「ちょっと待って。これ、誰の感情?」と脳内の私がアラートを出した。

そのコミュニティの人を私はよく知らないし、実際に自分が嫌な思いをしたことはないし、現に今私がひどいことを言われる環境に身を置いているわけじゃない。
私が解決しなきゃいけない課題や、対峙しなきゃいけない相手は、目の前に存在しない
なのにどうして、私がこんなにストレスを感じてるの?

**----**----**----**----**----**----**----**----**

これはHSPだからなのか、不安が強くて問題回避力が高いからなのか、それとも空想好きだからなのか分からないのだけど、私は私の想像した「誰か」に、私の想像の中で私に嫌な思いをさせて、その上で一所懸命戦うように仕向けてた。

友人のある瞬間の嫌悪や批判的な気持ちを自分の中にインストールして、自分ごとにした挙句、現実に起きてないことをこの先自分に起こることのように思って戦おうとしてるなんて、最初から最後まで茶番すぎる(苦笑)

・そもそもこれは誰の感情?私の感情?
・今その戦いは、目の前で起きてる?

この2つを思った時、人の感情が自分に流れ込むのが当たり前だった昔の自分を思い出したし、ずっと当たり前の習慣だったが故に、今でも時々、気付かずに起きるものだと知った。
「習慣」ってそういうことなんだ。
自分で気付かずに起こしているから習慣だし、それを完全に変えるには、意識的な日々と時間の両方が必要。

そして、戦う必要のないものと戦ってる暇があったら、今目の前で起きてる現実の私のことをもっと丁寧に積み上げてく方がいいし、自分が決めて何かをすることは全て自分に優しい(もしくはためになる)ものなんだろうって想像した。

想像(妄想)の中の敵と戦うより、現実の私のやりたいこと。

戦う必要なんてないのだから、ストレスなんて、ないんだよ。



#note #コラム #HSP #繊細さん #不安 #ヒステリー球 #ストレス #想像力 #現実 #自己肯定感 #インストール #習慣 #感情


読んでくださりありがとうございます☆サポートで美味しいコーヒーショップのミルクティを飲んで、またよい記事が書けるようにお勉強します!