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四柱推命の学び方②~命式内の融合・分離条件とは?

皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。

今日も夜更けのブログ更新になりました。

前回の「四柱推命の学び方①~命式を読み解く時に重要なこと~」の続きです。

命式を判断するときに重要なことの一つに、命式内の十干十二支の融合・分離条件があります。

融合・分離条件とは、四柱推命にある様々な決まりごとのことです。


融合条件は干支同士が引っ付いたり、協力し合うことで結びつきが強くなる条件のことです。

方合、三合、干合、支合などがあります。

反対に分離条件とはお互いに反発しあったり、邪魔しあったりして力を弱める条件のことです。

冲、刑、害、破などがあります。


これらの条件は覚えておかないと、命式を判断するときに探すことができないので、暗記するようにしてください。

これらの条件は命式を読み解くには必須ですが、慣れてくるまではすぐに見つけられなかったり、覚えられずに一苦労です💦

次に苦労するのは、命式内にあるどの条件を優先して使っていくかの判断です。

一つの命式にたくさんの条件が重なり合っていることは普通にあって、珍しくもなんともありません。

その命式での各条件の優先順位は、命式ごとに違っています。

各条件への優先順位の考え方は、各流派や、各占い師によってそれぞれ微妙に違っています。

私は、どの考え方も否定するつもりはなく、各人が自分で検証して、正解だと思う考え方を取り入れていけば良いと考えています。

私は基本的には、参考文献である「エッセンスシリーズ四柱推命」に書かれている下記の順番を優先的に、命式の判断に使っています。

①方合
②干合
③三合
④冲
⑤方合半会
⑥三合半会
⑦支合
⑧刑
⑨害
⑩破


 ※参考文献
東海林秀樹先生・照葉桜子先生・瀬名瑞希先生共著
東洋書院出版「エッセンスシリーズ四柱推命」

優先順位で、融合条件の方が分離条件より上にくるのは、融合条件のほうが五行変化を起こしやすく、日干への影響力が強いからです。


私は、上の優先順位をベースに生まれた月の影響や干支の並び方などを参考にして、命式内での五行の強弱や日干の状態を判断します。

長くなりました。続きをお楽しみに。
 

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