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見つめる日々

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世界と自分とを、見つめ続けた「私」の日々綴り。陽光注ぎ溢れる日もあれば暗い部屋の隅膝を抱える日もあり。そんな日々を淡々と見つめ綴る。
クリシュナムルティの日記やメイ・サートンの日記から深く深く影響を受けました。紆余曲折ありすぎの日々…
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2021年10月の記事一覧

2010年01月26日(火)

午前四時半、目を覚ます。まだ眠る街に向かってからりと窓を開ける。冷たい冷たい風がふわりと…

2010年01月23日(土)

目を覚ますと午前四時半。腰の様子をうかがいながら起き上がる。寝ている間に寝返りをあまり打…

2010年01月21日(木)

まだ灯りを点けない部屋の中、ミルクたちの小屋に近付く。するとちょうどミルクもココアもゴロ…

2010年01月20日(水)

目を覚ます午前四時半。腰を庇いながら体を起こす。がしがしというミルクの籠を齧る音が薄暗い…

2010年01月19日(火)

体を起こそうとして、ずっしりとした腰の痛みに呻く。腰を酷使した覚えはない。娘の足に絡みつ…

2010年01月18日(月)

テーブルの上、ホワイトクリスマスがこんもりと咲いている。週末留守にしている間にこんなにも…

2010年01月15日(金)

夢に襲われることもなく、朝を迎える。目を覚ませばミルクのがらがららという回し車の音。私は近づいて彼女に挨拶をする。彼女は途端に籠の入り口にまっしぐら。籠の入り口のところにがっしと齧り付き、がりがり、がりがりとやっている。私はしばらく彼女を見つめ、指でちょんちょんと籠の扉を叩き、もう少し後でね、と声をかける。 お湯を沸かし、紅茶を入れる。今朝は、手作りのアプリコットジャムをその紅茶の中に入れてみることにする。お砂糖を一切使っていないジャムだから、そう心配することもないだろう。匙

2010年01月14日(木)

いつの間に寝入ったのだろう。電話を握り締めたま眠ってしまったらしい。開いてみれば、不在着…

2010年01月13日(水)

最初に目を覚ましたのが午前一時半。そして次に目を覚ませば三時半。あぁもうこれが今夜の睡眠…

2010年01月12日(火)

起き上がり、窓を開ける。いつもの闇色よりも暗灰色がかった闇色が垂れ込めている。じっと空を…

2010年01月11日(月)

何かの気配で目が覚める。何だろう、と横を見ると、まさに真横に娘の頭があり。それは彼女の呼…

2010年01月10日(日)

ミルクの、がしがしと籠を噛む音を聴きながら窓を開ける。軽い闇が広がっている。すっきりと澄…

2010年01月09日(土)

目を覚ますと、いつもより一層深い闇の中だった。私は窓際にゆきカーテンを開ける。何だろうこ…

2010年01月08日(金)

からららららら、からら、からららら。軽い回し車の音で目が覚める。あれはココアだ。私は起き上がって籠に近づく。するとココアがくいっと首をこちらに向け、ひょこっとした目つきでこちらを見つめてくる。おはよう、ココア。それにしても、同じ籠、同じ回し車だというのに、三人三様、どうしてこんなにも回す音が違うのだろう。ミルクが勢いの良い豪勢な音だとしたら、ココアはそれを半分にしたような軽やかな音、そしてゴロはさらに小さな、遠慮がちな音。ココアはそのまま砂浴びにかかるらしい。私はそれを確かめ