2010年01月15日(金)
夢に襲われることもなく、朝を迎える。目を覚ませばミルクのがらがららという回し車の音。私は近づいて彼女に挨拶をする。彼女は途端に籠の入り口にまっしぐら。籠の入り口のところにがっしと齧り付き、がりがり、がりがりとやっている。私はしばらく彼女を見つめ、指でちょんちょんと籠の扉を叩き、もう少し後でね、と声をかける。
お湯を沸かし、紅茶を入れる。今朝は、手作りのアプリコットジャムをその紅茶の中に入れてみることにする。お砂糖を一切使っていないジャムだから、そう心配することもないだろう。匙