#毎日投稿
約束の記憶 第三章 11話
この物語はフィクションです。
ここまでのお話はマガジンからどうぞ↓
https://note.com/saorin11/m/me6fc5f2a8b10
【Rプロジェクト本部】
静かに見守っていた空気が破られた。
ガタッ
「室長!!ヤバいです!」
小坂桃子が立ち上がって叫んだ。
「何を騒いでいるの」
別の部屋にいた中島室長が入ってきた。
「あれ‥」
桃子がモニターを指さした。
有
約束の記憶 第三章 10話
更新時間が遅れてすみません。
この物語はフィクションです。
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恵が目を覚ますと美味しそうないい香りがした。
ベッドサイドテーブルに、お粥が置いてあった。
いつのまに、部屋に入ったのか、全く記憶にない。
飲まずに置きっぱなしにしていた薬は、おかゆのそばにあった。
夫が料
約束の記憶 第三章 9話
この物語はフィクションです。
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「そっか‥そういうことか‥」
恵は目が覚めた瞬間、涙が溢れた。
衝撃的な出来事を、人ごとのように思い出していた。
そして、ショックのあまりなくしていた記憶も戻ってきた。
怒りとか、悲しみとか、恥ずかしさも超えて、ただ、そうだったんだと事実
約束の記憶 第三章 8話
この物語はフィクションです。
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恵は頭痛が治らず、仮眠室で横になっていた。
カーテンの向こう側から近づいてくる足音で目が覚めた。
「せんぱーい、大丈夫ですか?」
後輩看護師の双葉が囁き声でベッドのそばにやってきた。
「うーん、まだ痛い」
「あとは私たちに任せて帰ったほ
約束の記憶 第三章 5話
この物語はフィクションです。
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『有沢恵の新たな罪1』
恵がワクチンを受けていないことは、瞬く間にナースの間で広まった。
受けるべきだと、諭す者もいれば
受けないことを、称賛する者もいる。
自分の立場を考えると、受けないことはありえない。
でも、子どもは絶対。
危険分子
約束の記憶 第二章 16話
この物語はフィクションです。
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「今回のターゲットは、有沢恵50歳女性。10年前看護師を辞めている。子どもはいない。家事を終えると一日ただぼーと座って過ごしていることが多く、更年期かうつの疑いがあったが、病院の診断ではどちらでもなかった。そのほかの詳しい資料はよく目を通して」
約束の記憶 第二章 15話
この物語はフィクションです。
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岡山学が本部に到着して、会議室のドアを開けると、中島、一葉、ミアがいた。
「やっときた、遅いぞー学」
「ミアもうきてたんだな」
学はミアの隣の席についた。
「今世ではみなさん初めましてだし、入念な打ち合わせが必要だったから〜」
人見知
約束の記憶 第二章 13話
小説です。
この物語はフィクションです。
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ノアの大洪水の前、人間の寿命は千年あった。
その後、環境の変化もあり、少し縮んだけど、旧約聖書にでてくるように、90歳で出産したり、180歳まで生きたり。
それぐらい生きれたのに
なぜ人生100年ぽっちになったのか。
魂を進化さ
約束の記憶 振り返り
小説の第二章 12話の次ですが、これまでを振り返ります。
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2023年 世界人口が10分の一になる
2025年 自殺防止法が施行された
2030年 浦島事件と呼ばれる失踪事件が多発
2031年 今現在
2050年 子どもが生まれなくなると言われている
世界の人口が6
約束の記憶 第二章 12話
小説です。
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「ここであってるかな?」
森田一葉は言われたとおりの場所まで来た。
プールがある家の隣。
屋上に露天風呂があるらしいけど、屋上なんてみえない。
鍵は空いているから、勝手に入っていいと言われたけど、怖くてしょうがない。
「だれか」がいることはないけど、床が抜