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念水庵
2024年2月10日 19:22
わたしは土木家でもありますので、水の力や怖さと貴重なことは痛いほど経験してます。土木は水と断言できます。地震時の地盤や法面・構造物の検討は水抜きには語れません。設計も施工も水が及ぼす影響を心底理解していないと大変な事態を招きます。ようするに水は侮れないのです。四大というのは「地水火風」を指します。大昔の人々が体験した自然災害である地震・水害・火災・風害に加え、目に見えないウィルスや細菌などの存
2024年2月27日 18:00
昔からお寺には浄財が集まります。浄い財というのは、お金に限りません。財には食物をはじめ衣類や建物などが含まれます。托鉢で頂いた米や野菜あるいはお坊さんのお袈裟や着物(古着)、材木や手間などの寄進などが含まれます。つまりは何でも有り難く頂戴します。念水庵は一軒の檀家さん(門徒さん)もございませんので、働かないと食べていけません。食べるのが目的ではないですが、身を支えるためには最低限の生産が必要で
2024年2月28日 18:00
念水庵のテーマは土と木と水です。土木は水なりという土木技術家としての経験則と自然の道に生きる信念を込めています。土木と言うとコンクリートとかダムや道路や橋といった構造物のイメージが強いのですが、文字通り土と木と水は環境そのもの、優しい心が根底にあると思ってます。昔の土橋をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。両岸に木材を渡して橋を架けます。その上に板を並べます。さらに土を載せてでき