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【697球目】思考と行動

正しい思考と行動が成果へと繋がる。
ただし、タイムラグがある場合がある。こんな話をよくします。
今日は、自分自身の考える正しい思考と行動についてお話をします。


生産推進グループ誕生の時

生産推進グループ誕生なので2016年です。
それまで一般的な製造派遣事業を行っていましたが、限界を感じました。何の限界かと言うと、このままでは大手企業に勝てないという限界と、製造派遣の負のスパイラルに対しての割り切りの限界です。

そこで、新しい何かを創ろうと考えました。派遣先のお客様、そこで働く派遣社員、そして三陽工業の3者が登場人物です。派遣先のお客様とそこで働く派遣社員はいわゆる他者です。他者はコントロールが出来ません。コントロールができない部分に対して、こうなって欲しい、こう考えて欲しいと思った所で辿り着きにくいと考えていました。単価を上げてもらう、定着してもらう、それはあくまでも結果であって、こちらでコントロール可能な部分ではありません。

コントロール可能な部分はどこなのか。私達三陽工業の行動です。

ここは100%コントロール可能な部分です。
それまでの6ヶ月契約の派遣の形態を変えることは私達の判断で行うことができます。全員を正社員で雇用すること、昇給、賞与、退職金、福利厚生の充実を考えていくことは三陽工業の思考と行動で実現可能なことです。

そう考えた結果、三陽工業には生産推進グループが誕生しました。もし、この時に、自身の思考と行動ではなく、コントロールできない部分にアプローチを続けていたとするならば、今は無いと思います。

コントロールできる部分を考える

100%の思考と行動を積み重ねていたとしても成果が出ない場合があります。仕事には運という要素も必要ですからね。そこでタイムラグが発生しても焦らない。コントロールできる部分を100%達成しているのであれば、必ず成果は付いてきます。

コントロール不可能な部分において、色々と考えてしまう人がいます。
コントロールできないのですから、それが自分にとって好ましくない状況であっても、致し方ありません。それを踏まえて、コントロールできる自身の思考と行動に向き合っていくことが必要です。

競争相手は他者ではなく過去の自分自身であるということも少し似ているかもしれません。他者と比較するのではなく、過去の自分自身と比較して今はどうなのかを考えていく。若い時は特に必要かもしれませんね。

私も23才、新卒1年目の時には誰かと比べていました。配属された支店に新卒が3名配属されていたのですが、4月からの数ヶ月は最も数字が悪かったことをよく覚えています。自分で数字が作れるようになってからは、誰かと比べることはすることが無くなりました。

コントロールできる部分に全力で取り組んでいく。簡単そうに見えて難しい事です。だからこそ、それができると思考と行動が良くなっていきます。

これからも継続をしていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


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