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「有給休暇について考える」 〜しっかり休めていますか?〜

勤め人(サラリーマン)のみなさん、
『有給休暇』は取得できていますか?

取得できているみなさん、
仕事を100%忘れて、休暇を満喫できていますか?
ゆっくりと休むことができていますか?

『有給休暇』を取得しつつも、
頭の片隅で仕事を気にしている勤め人は多いはず。
勤め先が稼働している以上、
ゆっくりと休暇を過ごすことは難しいのが現実なのです。

そもそも、『有給休暇』って何なの?
今回は、私が思っている『有給休暇』についての本音を綴ります。

「しっかりと休めていますか?」



〜 Don't worry ! Be happy ! 〜 その28

職場で日々奮闘している勤め人(サラリーマン)の仲間たちを応援します!
悩み多き仲間たちへ「はたらきかたのヒント」をお伝えします!

「2,000字程度の投稿です。3分だけお付き合いいただき、『はたらきかたのヒント』としてください。」

サブタイトルと冒頭で「しっかりと休めていますか?」と問いかけさせていただきました。
実際のところ、
制度は整っていても、運用に問題のある勤め先も多いのではないでしょうか?

有給休暇は、しっかりと休めない。
しっかり休めるのは、勤め先が稼働していない日だけ(土曜日、日曜日、祝日など)。

私の勤め先について考える。

私は30年近く勤め人生活を送っています。
勤め先は、従業員千人程度の金融機関です。
所属は、どこにでもある普通の営業店舗です。

所属の長(ちょう)は、有給休暇の取得を推奨します。
なぜなら、
最近は所属員の有給休暇取得率が、所属店舗毎の業績表彰基準になっているからなのです。
所属長を筆頭に私たち社員は、
営業店舗毎に厳しい業績ノルマが課されております。
本業に関する利益だけでなく、手数料収入や人事労務に関する経費項目まで細分化されております。
細分化された項目は数値化されて個々の評価に反映されるのです。

そもそも、
業績表彰基準に組み入れないと、有給休暇の取得がなかなかできないという現実があるのです。
取得を推奨する本部組織と、取得したくても思い通りに取得できない現場サイドで意識のギャップが生じているのです。

有給休暇の取得が推奨される一方で。

有給休暇の取得が推奨される一方で、
ゆっくりと休めないのに、半強制的に取得させられるケースが多々あります。

『少数精鋭』と言えば聞こえはいいのですが、実際のところは人件費削減を目的とした人員整理の結果として少人数での営業を強いられております。
最近は機械化が進み、たくさんの人員が必要でなくなったことも一因ではありますが‥。

休暇を取得しつつも、頭の片隅で「あの件はどうなっているのだろう?」などと考えながら休暇を過ごさざるを得ないケースが生じます。

休暇前は、引継ぎ事項を記しておくことで、休んでも業務が円滑に進むよう段取りを行います。
しかし、
社員一人一人の業務負担が大きいことから、引継ぎを受けた者の力量では解決しきれない業務(案件)が多いのが現実なのです。
本来はすべての所属員が業務を共有できているということが理想ですが、休暇中の者しか把握しておらず対応できない事態が不思議と休暇中にはよく発生してしまうのです。
その結果、
休暇中の者に、電話連絡を入れて業務を前に進めようとするのです。

休暇を許可した上席も、
「電話を入れて確認しなさい」という指示を出すのです。
休暇を取得している者を、『ゆっくりと休ませる』、『仕事を忘れてリフレッシュさせる』などという気持ちはまったく無いのです。

上席のほとんどは、
「いつでも電話が繋がるようにしておいてくれ」と言うのです。

お客様相手の仕事であっても、休暇の旨を丁重に伝えて、休暇明けの対応をお願いしたら良いことではないでしょうか?
お客様も、時には休暇を取るのですから。

私の本音『有給休暇について考えてみた』

『有給休暇』という制度があるのなら、
誰もが制度を有効に利用できる工夫をするべきです。
とてもありがたい『有給休暇』なのです。

私は、30年近く勤め人生活を送っています。
数えきれないほどたくさんの有給休暇を取得してきました。
休暇中に仕事のことを考えなかったことは一度たりともありません。
引継ぎが上手くできたかどうかということは問題ではありません。
何度となく休暇中の電話に悩まされてきました。
ここだけの話ですが、すべての電話が取るに足りないもの。休暇明けに対応できたことばかり。

「しっかりと休ませてください!」

休暇の時は仕事を考えない。
仕事の時は仕事に集中する。
『ONとOFF』が大切なのである。

勤め先は、休暇中の社員が「しっかりと休めているか?」ということをもっと真剣に考えてほしい。

もう一度、
『有給休暇』は、とてもありがたい制度なのです。
だからこそ、
『しっかりと休ませてほしい!』


〜 Don't worry ! Be happy ! 〜

「仕事のONとOFFはしっかりと!何事にもメリハリが必要!」

実は今、夏休みとして有給休暇をいただいております。

私の勤め先ですが、社員全員が一斉に休むことができないことから、交代で夏休みを取得します。

休み前から、莫大な量の仕事を与えられていたことから、その多くを引き継がなければならない状況で休暇に入りました。

案の定、休暇中にも関わらず毎日勤め先から電話がかかってきています(泣)。

勤め人である以上、完全に仕事を忘れてリフレッシュすることなんて無理なことなのでしょうか?
勤め人には、割り切ってしっかりと休めるくらいの図太さが必要なのでしょう(笑)。
令和3年8月14日

今日は「有給休暇について考える」をお伝えしました!

まだまだ、伝えたいことがたくさんあります。
次もまた、お付き合いください。

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