#小説
小説 そして子供は生まれた
母親は弱ってやつれていたのに
赤ちゃんは 昭和二十年の一月
産母さんに取り上げられて、無事に生まれた
泣き叫ぶ赤子の口に母親の乳房を含ませる
吸い付く力は強そう
一口、二口、三口
いくら吸い付いてもおっぱいは出なかった
母親は衰弱しきっていた
火が付いたように泣きさけぶ赤子
見守る女達
男達は自転車で村中走り回る
乳母を訪ねまわった
戦時中の事 、若い男は兵隊にとられていて
子供を産むような女は
出版なし、受賞なし、連載なしでも小説を書いて生きている人。
初めまして。
ライフストーリー作家®︎という肩書きで
活動している築地です。
自己紹介する前にタイトルの意味なのですが、
既存の作家のような在り方ではなく、
小説に付加価値をつけたビジネスで起業した人
が、自分です。
1989年10月生まれの自分は、
14歳から小説を書いていました。
2021年現在で執筆歴は18年目を迎えます。
もともと小説を書くことは好きなので、
好きを仕事にした、よ