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断酒1年したら全てが楽になって努力していないのに評価が上がった

とうとう達成しました。断酒1年。
大した努力していないのに評価も給料も上がりました。
ということは、

どんだけ酔っ払いだったんだよ。

となるでしょうが、実はこんな話なんです。

1年半くらい前、仕事場で新人の中国人女性とゴッチャにされ、2人して疎外され、努力も能力も軽視され、ストレスに苛まれました。仕事から帰ると飲酒量が増え、太ったり、腹を壊したり、肌が荒れたり、またその罪悪感がストレスになるという状態でした。それで断酒を開始しましたが、2回くらい失敗しました。仕事場で酷い扱いをされた日の夜にストレスに耐えられなくなってね。

会社に抗議はしましたが、結局Z世代の中国人女性は「こんなとこでやってられっか!」と賢く転職。そして更に割と優しい方の男性現場監督2名も転職してしまいました。そんな彼らも私たちの状態を見て見ぬふりでしたけれどね。
これなんだよな。

だから性差別や人種差別を無い事にしちゃいけないんです。
女は優遇されているって私に言えるかい君?

私も転職を考えましたが、仕事の内容自体は面白かったので、こんなんで何で私が引かなきゃなんねーんだよ。お前ら見てろ。根性論の昭和で育った氷河期なめんな。このピンチからホームランぶっ放してやる!みたいな方針に転換。

そして本気の断酒になりました。

で、特に何かを努力したつもりは無いんですが、酒を飲む時間が、パンチングバッグ(ムカつく奴の顔想定)叩くか、筋トレするか、エレキ弾くか、イタリア語学ぶか、建設の勉強するか、サイドビジネスの方をやるかに代わったので、頭が冴えてきたんですよね。もちろん身体も引き締まり、肌つやも良くなりました。

酒ってもろに顔にでますよね。恐ろしい。

仕事場では段々と頼られるようになっていきました。東洋人あるあるですが実年齢より若く見られてしまうので舐められていたところもあったと思うんですよ。でもタイミング良く遠くの現場にいた昔から知るベテランたちがオフィスに戻って来たお陰でようやく立場も回復。

仕事の後の一杯にも誘われるようになりました。
私はもちろんノンアルですが。

土木建設は答えが無いプロジェクトをこなさないといけない世界ですが積極的に挑戦していきました。若手の上司に変わり、私にそういう機会を与えてくれるようになりました。

そして昨日。以前の厳しい方の上司がわざわざ私を探しに来ました。そして言いました。

ありがとう!よくやった!

はい?

あのプロジェクト。無事完了した。

おめでとうございます。

いやいや。僕にじゃないよ!君がやったんだよ。あれは今までやったことが無い、難しい計画、設計だったのによくやった。新しい上司に給料あげてもらいなさい!

そして現場からもサンキューのメールが届きました。

断酒1年。
ホームラン打ちました。

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