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米国に帰化した日本人。仕事は土木建設、ユーチューブ、アプリ、絵本。 二児の母。趣味はウ…

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米国に帰化した日本人。仕事は土木建設、ユーチューブ、アプリ、絵本。 二児の母。趣味はウェイトトレーニング、水耕栽培、イタリア語。

マガジン

  • 文句言われる筋合いの無いレベルを達成しているフェミニスト

    フェミニストというと女性の権利を振り回しているようなイメージがあるが、私はそういうのと全く関係なくやってきたタイプで、女性側も男性側も気持ちがわかる。なので読んで欲しい。

  • 土木の女

    ドボコではない土木の女の土木愛

  • 通勤中に聴いている科学や歴史のオーディオブック紹介

    変な本を聴いているので聞いてください。

  • 貧乏カップルが米国生活のどん底から這い上がる話

    リーマンショック前後のアメリカと日本でハンデを負いながらどうやって生き延びてアメリカンドリームを掴んだのかの話です。

  • 普通の人が米国で暮らすコツ

    自由の国なので自由過ぎる人々に惑わされぬよう自分も自由で良いという話です。

最近の記事

2019年の東京からやって来た人の2024年の感想

私は時々タイムトラベルする人です。私の過去記事を観ればわかるでしょう。そんな私の久々の東京里帰りの感想です。 まず一言。 良くなった!ずっとそこにいる人には実感が無いかもしれませんが、2019年に来た時は、正直ショック受けるくらい東京がみすぼらしく見えたんですよ。こんなつまらない街だったっけか?みたいな。そこら中にいわゆる「萌え広告」があり、安っぽいというかガキ臭いというか、商業ビルのテナントも商品も、入りたい、手に取りたいと思わないほどのイモ臭さがあり、一体誰需要なんだ?

    • ヨーロッパの女性観どうなってんだい?

      私はイタリアの建設会社で働いています。世界のあちこちにオフィスがある中の米国オフィスにいます。 本社から時々、仕事に必要な社会スキルのオンライン講座のオファーがあります。イタリアは保守的な傾向があるようですが、最近はかなり女性を応援し、ダイバーシティにも力を入れるようになったとイタリア人の同僚から聞きます。いい事ですよね。オンライン講座は色々なヨーロッパ言語で受けられるようになっています。私はアメリカ英語を選択します。(イギリス英語とは別になっています。) 先日、講座のコー

      • アメリカも過疎化 2024

        気になる記事を見つけました。 元記事がワシントンポストなので、ペイウォールで読めないかもしれませんが、 ‘Too many old people’: A rural Pa. town reckons with population loss Story by Tim Craig 「老人が多すぎる」: 人口減少にあえぐペンシルベニア州の田舎町 :ティム・クレイグ 内容はといいますと、アメリカの81%の田舎の郡で2019年から2023年まで死亡数が出生数を上回っている。原因は

        • どうしても自由に向かって流れるってわかってるから

          6月19日はJuneteenthです。1865年にテキサス州で発令された奴隷解放宣言を記念する祝日です。1862年にリンカーン大統領が奴隷解放宣言に署名し、1863年から施行されていたのですが、テキサスでは無視しているやつらが多かったので、2年ずれ込んでしまったという酷い歴史があり、1866年からテキサス州で解放を祝い始め、南部から広がっていったらしいんですが、Black Lives Matter運動なんかもあって、2021年からようやく国民の祝日になりました。 アメリカに

        2019年の東京からやって来た人の2024年の感想

        マガジン

        • 文句言われる筋合いの無いレベルを達成しているフェミニスト
          22本
        • 土木の女
          13本
        • 通勤中に聴いている科学や歴史のオーディオブック紹介
          9本
        • 貧乏カップルが米国生活のどん底から這い上がる話
          6本
        • 普通の人が米国で暮らすコツ
          6本
        • バレーボールやろうと思ったら秘密結社だった話
          4本

        記事

          言語学者がプロパガンダの仕組みを説明する本

          今回の読書記録は、偶然が重なって発見した本です。 どうしてメディアは思いっきりプロパガンダ流しているのにどうにもならないんだ?どうしてそれをみんなアフォみたいに観て受け入れて喜んでいるんだ? という疑問湧きません? その仕組みを説明してくれる本です。 日本語版も出ています。 Manufacturing Consent Edward S. Herman, Noam Chomsky マニュファクチャリング・コンセント マスメディアの政治経済学 ノーム・チョムスキー (著

          言語学者がプロパガンダの仕組みを説明する本

          断酒1年したら全てが楽になって努力していないのに評価が上がった

          とうとう達成しました。断酒1年。 大した努力していないのに評価も給料も上がりました。 ということは、 どんだけ酔っ払いだったんだよ。 となるでしょうが、実はこんな話なんです。 1年半くらい前、仕事場で新人の中国人女性とゴッチャにされ、2人して疎外され、努力も能力も軽視され、ストレスに苛まれました。仕事から帰ると飲酒量が増え、太ったり、腹を壊したり、肌が荒れたり、またその罪悪感がストレスになるという状態でした。それで断酒を開始しましたが、2回くらい失敗しました。仕事場で酷

          断酒1年したら全てが楽になって努力していないのに評価が上がった

          日本の女性の立場がWhite Feminismと似ている件

          もうすぐ日本に帰省する予定ですが、いつも若干不安になります。なぜか。 それは日本では他人の見た目に対してすぐどうこう言うから。 ババアは短パン履くなとか。腕や脚が太いだなんだ。合わせる必要は無いと思っていても、不快な思いをしないために日本用のゆったり目のTシャツやパンツを買う自分にウンザリするんです。 アメリカ人が見た目あんまり気にしないのはご存知でしょう。体型が違うのなんて当たり前じゃないですか。特に女性はホルモンの関係もあって肉の付き方の個体差大きいですからね。年齢

          日本の女性の立場がWhite Feminismと似ている件

          人嫌いになりそうな時に読んだら良い本

          今日紹介する本は Situations Matter: Understanding How Context Transforms Your Worldです。残念ながら日本語版は無いようです。 一応、アマゾンリンク: 2011年の出版で、私が読んだのも数年前なので思い出ですが、ずっと心に残っていて、例えば偏見を持たれて悔しい時、他人の行動に腹がたった時、理不尽な社会に希望が持てなくなった時、夫婦で意見が食い違って喧嘩になった時(笑)、 あ。そうだった。 Situation

          人嫌いになりそうな時に読んだら良い本

          アメリカのZ世代はX世代の進化形

          うちの子は話題のZ世代です。まだ14歳ですけれどね。Z世代、米国でも話題になる事は多いのですが、私は割と肯定的に見ています。 先日、息子が突然、パジャマのズボンで学校に行こうとしたんですよ。 「まさかそれで学校行くの?」 「うん。なんで?」 「それパジャマじゃん。」 「うん。みんな着てるよ。」 「うそでしょ。」 「ホントだって。笑」 「ちょっとオット君。どう思う?」 「それはパジャマだ。」 「だよねえ。とりあえず普通のスウェットパンツかジョガーみたいなので行きなよ。」 「そ

          アメリカのZ世代はX世代の進化形

          筋肉バカなので子育てが簡単な件

          断酒11か月達成しました。そしてここ北国も暖かくなってきたので、地下室ボクシングからガレージでのバーベルトレ中心に切り替えました。断酒を始めてから浮腫みが取れてブヨブヨ感がだいぶ減りました。これが嬉しいので自撮り笑。実はこうやって記録して元に戻らないようにする目的もあります。 更年期なのでさすがに若い時と較べて弱くなりましたが、それでもまあ体力はある方です。断酒の効果でまだしばらく維持できそうです。 さて。皆さんもアメリカではマッチョ信仰があるのはご存知でしょう。そりゃ誰

          筋肉バカなので子育てが簡単な件

          女が世界を支配する方法の本を読んでみたら腹が立ってきた話

          いつものしょうもないオーディオブックの感想です。I 今回はコレ! 女たちが世界を支配した時:6人のエジプトの女王たち カーラ・クーニー 適当に検索していたところ発見しました。私は宇宙支配の方を目指しているので、古代エジプトにヒントがあるかもしれないと。 感想 ピラミッド級の超絶親ガチャに勝利し、超絶美貌を持ち、ピラミッド超絶パワーをもつ男と結婚し、近親相姦、奴隷、暗殺なんかが当たり前の世界で、親や男の威を借り支配。 この時点で、何の参考にもならない。 スターウォーズ

          女が世界を支配する方法の本を読んでみたら腹が立ってきた話

          私たちの社会がいろいろと手遅れな現実をつきつけてくる本

          通勤中に聴いた変なオーディオブックを紹介するシリーズ。 今日紹介するのは、 世界の本当の仕組み - バーツラフ・シュミル カナダの環境科学者の本です。物凄い博学でかなり有名な方で、オーディオブックは図書館から借りているのですが、いつも予約が入っています。 面白いのは、環境問題、エネルギー問題は簡単にどうにかなるもんじゃない。計算してやるから聞いてろお前ら! って感じで、工業から農業から何から、天文学的な桁のエネルギー収支の計算を突きつけてくるんです。これをですね。 車か

          私たちの社会がいろいろと手遅れな現実をつきつけてくる本

          土木工学はイメージが悪すぎるが実は思い切り工学を楽しめる分野

          以前に書いた記事にざっくり説明はしてありますが、 今日はもう少し具体的に書いてみます。 まず日本では土木というと、すぐに「土建屋」「ドカタ」「税金を無駄にしている」「3K」「馬鹿でもできる」などのイメージを持たれます。メディアや無知な人間から聞くのでしょう。社会を支えている人々に対する敬意が無いのは本当に残念です。 土木工学という名前を「社会基盤工学」にした学校もありますね。米国の場合は「市民工学」、Civil Engineeringですが、インフラ系、構造系、環境系、マ

          土木工学はイメージが悪すぎるが実は思い切り工学を楽しめる分野

          埼玉県の女子高が嫌で工業高校に行った私の話を聞いたら工学部に行く女を増やす方法がわかる

          日本では何をやっても工学部に行く女子が少なくて困っているそうですね。そしてどうやら埼玉県の公立高校の共学化が話題のようですね。 米国のヘビーコンストラクション業界にいる氷河期がどうしたらいいか教えましょう。 上位ランクの公立の別学はやめた方がいい。 それが嫌なら工業高校、高専の進学率を高めろ。 私は子供の頃から、科学というか工業というかそういう方面に自然と興味があった人です。しかし家庭は特に教育熱心でも裕福でも無く、どちらかというと女の子の学歴なんて適当でいいだろうくら

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          レディファーストをはねのけろ

          今日のサムネイルは東京生活の頃の私です。 若い時はさんざん性被害に合い、母ちゃんになればこれ。そして中高年になると更にバカにされる。 どうしてか、私は知っています。 女は男より立場が弱い設定だからです。だから自分の方が偉そうにしていいと思っている。 でも子供を守るため、トラブルを避けるために我慢していました。なんでこっちがこんな気を遣わないといけないのか!! そしてアメリカは中高年はまだまだ「レディファースト」文化が強いです。 どうしてか、私は知っています。 女は男よ

          レディファーストをはねのけろ

          女も女装している説

          前回の記事の話をもうちょっと具体的に書きます。 聞いたことありませんか?外国人や海外在住が長い人からすると、日本の女性の多くが異様に甲高い声に聞こえるというの。特にブリッコ調や不思議ちゃん調や女子アナ調が入っていると、ウワーってなる。服装も髪型もわざわざ「幼さ」を残すんですよね。いい歳して。ウワーってなる。 明らかに演技じゃないですか。 かなりの確率で日本の女性歌手は甲高い甘えた歌い方。折角いい曲なのに残念。変な英語で台無しな歌よりも残念。 女装趣味の男性いらっしゃいま

          女も女装している説