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米国に帰化した日本人。仕事は土木建設、ユーチューブ、アプリ、絵本。 二児の母。趣味はウ…

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米国に帰化した日本人。仕事は土木建設、ユーチューブ、アプリ、絵本。 二児の母。趣味はウェイトトレーニング、水耕栽培、イタリア語。

マガジン

  • 米国のミステリーゾーンに住んでいた件

    ブリッジウォーター・トライアングルという超常現象多発ゾーンに住んでいました。元地元民として検証するシリーズです。

  • 通勤中に聴いている科学や歴史のオーディオブック紹介

    変な本を聴いているので聞いてください。

  • 知的障害者が文字盤を指差して話すやつは本物なのか?

    話せない知的障害者が文字盤を指差して話すファシリテイテッド・コミュニケーション(FC)の話です。

  • 文句言われる筋合いの無いレベルを達成しているフェミニスト

    フェミニストというと女性の権利を振り回しているようなイメージがあるが、私はそういうのと全く関係なくやってきたタイプで、女性側も男性側も気持ちがわかる。なので読んで欲しい。

  • 土木の女

    ドボコではない土木の女の土木愛

最近の記事

アメリカオカシイそれでいい 2-もともとおかしい

アメリカが最近になってダメになったように思われているような印象がありますが、私に言わせると、 これでも20年前よりだいぶマトモになりました。 リベラルな都市ボストンに住んでいても、たまに「猫食べるんだろ?」とか言われてましたからね。私。 さすがにもうこれを聞くことは無いだろうと思っていたら、まさかの元大統領と副大統領候補が言い出す展開に笑いましたよ。 私はこんなイメージでオッケーでしょうか? しかしなんで講演や討論で何の根拠も無い嘘だらけの主張を平気で続けているんで

    • アメリカオカシイそれでいい 1ーシリーズ開始

      2024年の大統領選挙がもうすぐですね。 なんとですね。これは私の2回目の大統領選挙投票になります。米国市民権を得たのは2018年、トランプ政権下でした。移民にとっては次に何を言い出すかわからない大統領は脅威ですからね。社会に出てからのほとんどを米国ベースで過ごして来た私は、もうそろそろ取るべきか悩んでいたのですが、移民が大嫌いなトランプさんが後押ししてくれました。 実はこの時期に市民権取った人多いんですよ。 その後、予想通りビザ発行は厳しくなり、1年後のパンデミックで更

      • フゴッペ洞窟が気になる

        先日、私の住むマサチューセッツ州にある、謎の絵や文字らしきものが描かれた岩の事を書きました。 こんな岩です。 それで、こういう謎の壁画って日本に無いのだろうかってしらべたんです。それで出てきたのが フゴッペ洞窟。 北海道の余市町にあります。小樽の隣ですね。 小樽と言えば… 私の先祖。笑 おそらく初期に福井から北前船で行った和人です。有幌町や穀物取引所の辺(小樽駅近く)の住所が出てきたので商人だったのでしょう。そんなわけで小樽はずっと気になる場所なのですが、訪れた事

        • ドラキュラのオーディオブックがドラマだった

          私に突然訪れた怪奇現象ブームの流れではありません。 職場で仲が良い人に面白い本ある?って聞いたら、最近になってドラキュラ読んだら面白かった。1800年代の本とは思えない、ウィノナ・ライダーやブラピのバンパイア映画は観ていたけれど原作読んだらずっと良かったと仰るので、さっそく図書館アプリからオーディオブックを借りて、自動車通勤中に聴きました。感想。 何だこれ!面白い! 私は映画も見た事が無く、というか映画自体にあまり興味が無い人なので、何のインプットも無いまま読みましたが、

        アメリカオカシイそれでいい 2-もともとおかしい

        マガジン

        • 米国のミステリーゾーンに住んでいた件
          4本
        • 通勤中に聴いている科学や歴史のオーディオブック紹介
          12本
        • 知的障害者が文字盤を指差して話すやつは本物なのか?
          12本
        • 文句言われる筋合いの無いレベルを達成しているフェミニスト
          22本
        • 土木の女
          13本
        • 貧乏カップルが米国生活のどん底から這い上がる話
          6本

        記事

          米国のミステリーゾーンに住んでいた件 その4 誰か解読して

          今回はブリッジウォーター・トライアングル(ブリトラ)に実在する物の話です。まずはこの1853年7月7日の写真をご覧ください。ダイトンロック(Dighton Rock)という謎の絵や文字が掘られている岩です。 アーチストのセス・イーストマン(Seth Eastman)という方が岩に座っているところ。なかなか興味深い方ですよ。ネイティブアメリカンの言語を学び、その生活を絵画にしていた模様。元陸軍で測量やっていた…なるほど。 妻の方もなかなか興味深いです。小説家、奴隷制擁護派。

          米国のミステリーゾーンに住んでいた件 その4 誰か解読して

          米国のミステリーゾーンに住んでいた件 その3 呪いの沼

          トンデモ話がトンデモな方向に進む超常現象検証シリーズ、第二弾! 呪いの沼~! 前回の謎の飛行物体が目撃されたのもここです。沼の名前は、ホッコモック。Hockomock Swamp。沼と言うか湿地というか、州の野生動物保護地区になっています。 ここがブリッジウォーター・トライアングル(ブリトラ)の中でも特に怪奇現象多発地帯として恐れられているんです。 これがリスト。 1. ホームベースUFO (前回) 2. 火の玉(高圧電線の近く) 3. サンダーバード (高さ約1.8~2

          米国のミステリーゾーンに住んでいた件 その3 呪いの沼

          米国のミステリーゾーンに住んでいた件 その2 謎の飛行物体

          米国住まいのオバチャンが唐突に始めた超常現象検証シリーズ、第一弾! 謎の飛行物体~!! ノリノリ。 ブリッジウォーター・トライアングルにはお化けも一杯いるんですが、私はお化け系のはそんなに興味ないんですよ。 多分ほとんどは宗教や文化的な背景からの想像、半分寝てたとか脳の状態が通常でなかったとか、そんなだと思っています。こんな私だってテスト前はストレスでよく金縛りにかかってお化け見たり幽体離脱したもんです。 現実逃避にも程がある。 さて謎の飛行物体ですが、ブリトラでは

          米国のミステリーゾーンに住んでいた件 その2 謎の飛行物体

          米国のミステリーゾーン「ブリッジウォーター・トライアングル」に住んでいた件 その1

          オカルトなど信じていなさそうな私ですが、なんと… 信じていません! しかしですね。興味が無いかというとアリアリです。なぜなら、なんらかの条件が重なった時に人々が信じる現象はあると考えているからです。つまり全くの嘘では無い。 というわけで、今日はアメリカのオカルト通には知られている「ブリッジウォーター・トライアングル」について書いてみます。 実は見事にこのグレーの三角ゾーンに住んでいたんです。日本人は数える程もいないんじゃないかというエリアです。 夫の実家がここでした

          米国のミステリーゾーン「ブリッジウォーター・トライアングル」に住んでいた件 その1

          1984の世界は中国や米国というよりもあれだった

          大丈夫です。「あれ」は日本ではありません! 先日、監視資本主義の本の紹介いたしました。 中国の場合は政府、米国の場合は私企業が個人情報というか行動を監視し、操り、資源のように扱う世の中になっているという話です。もちろん他の国もそうなってきていますが、中国と米国の支配規模が大きくて巻き込まれている状態でしょうか。 で、この状況が話題になる度に、英国人作家、ジョージ・オーウェルが1949年に出版したディストピア小説「1984」を思い起こさせるというのを良く聞くんですよ。「アニ

          1984の世界は中国や米国というよりもあれだった

          USスチールの件が気になるので米国の鉄鋼業について勉強してみる

          そりゃもう気になりますよ。私は米国の土木建設会社で鋼材を発注する側ですからね。しかし普段は仕事をこなすだけで鉄鋼業界の裏事情までは知りません。どこも鋼材不足や高騰に頭を抱えながら、それも込みでどうにかやっている状態ではないでしょうか。しかし今、日本製鉄のUSスチール買収に関する件が日米ともに話題になっていますよね。この際、どうなっているのか勉強してみる事にしました。なお、私の興味は市況では無く、鉄鋼業や周辺産業と位置や力関係の方です。これは勉強ノートなのでどうぞお気軽にコメン

          USスチールの件が気になるので米国の鉄鋼業について勉強してみる

          米国のやり方は日本に合っていない説を真面目に考えてみる

          私は日米を2000年から行ったり来たりし、通算で19年ほど米国に住んでいる者です。日本育ち、会社員、副業で起業して10年目。2児の母親です。米国籍を取得し日本国籍は離脱しております。大学や上流社会の保護もありません。日系コミュニティーの中で暮らし永住権のまま住んで高齢になったら日本に帰ればいいやの人でもありません。つまり一般的な米国の日常に晒されている人です。自分のアイデンティティは日本生れの日本人でありますが、同時に米国人や他の移民の立場も重なる位置にいます。政治的には中道

          米国のやり方は日本に合っていない説を真面目に考えてみる

          読んではいけない本「監視資本主義」を読んでしまった

          とうとう読んでしまいました。図書館で借りたので、2週間の通勤時間内で約24時間のオーディオブックを聴くというチャレンジ。物凄い情報量のハーバード・ビジネススクール教授、ショシャナ・ズボフ氏の本を150%のスピードの英語で聴くという無茶っぷり。途中、クラクラ来ましたがどうにか一通りは聴けました。 さて。その内容を超要約してみます。もう返却してしまったので私の記憶ですが。 iPodがデジタル化した音楽を商品にして以来、新たな市場が生まれた。フォードの自家用車が一般大衆に普及し

          読んではいけない本「監視資本主義」を読んでしまった

          Hillbilly Elegy「ヒルビリー・エレジー」がなかなか良い

          前回はハリス副大統領の著書を紹介致しましたが、今回は共和党の副大統領候補、JDヴァンス氏の自伝『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』を元に作られたネットフリックス映画を紹介します。 こちらが予告編: 予告編ではおばあちゃんもお母さんも善人風に見えますが、はっきり言って物凄い毒親です。お爺ちゃんも、生まれ育った環境も。私は夫と観たのですが、夫は途中で胸糞悪くて辛いと言っていました。 なぜなら。 サムネイルの写真は夫の実家です。笑 森の中です。敷地は

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          早速カマラ・ハリス氏の著書を読んでみた

          オーディオブックなので「聴いてみた」ですけれどね。 原題はこれです。 THE TRUTHS WE HOLD: An American Journey 日本語版は、 私たちの真実 アメリカン・ジャーニー 米国では2019年に出版されたものです。 米国が抱える問題は山ほどありますが、この本はこれをカバーしています。ハリス副大統領という肩書を横に置いて読んでも具体的な争点がよくまとまっています。そして彼女自身は過去にどのような行動をしてきたか、どのような見解を持っているかが具体

          早速カマラ・ハリス氏の著書を読んでみた

          なんとなく予測が当たってきた人

          思い上がりも甚だしいと自分でも思っていますが、まあ、まずは結果から。 1.小さい頃から手に職つけて自立する方向で生きている。 2.団塊ジュニアの競争を割と勝ち上がってきた方だけれど、古臭い日本に合っていないと2000年に渡米し、米国ベースの人生に切り替える。結婚は24歳と早い。待ったらダメと自覚があった。 3.渡米後から無い金を絞って小さくともコツコツ積立投資を始める。だが高生活費で苦労。エリザベス・ウォーレンの本を読み、一世代前のような家庭生活は困難になっていると20

          なんとなく予測が当たってきた人

          2019年の東京からやって来た人の2024年の感想

          私は時々タイムトラベルする人です。私の過去記事を観ればわかるでしょう。そんな私の久々の東京里帰りの感想です。 まず一言。 良くなった!ずっとそこにいる人には実感が無いかもしれませんが、2019年に来た時は、正直ショック受けるくらい東京がみすぼらしく見えたんですよ。こんなつまらない街だったっけか?みたいな。そこら中にいわゆる「萌え広告」があり、安っぽいというかガキ臭いというか、商業ビルのテナントも商品も、入りたい、手に取りたいと思わないほどのイモ臭さがあり、一体誰需要なんだ?

          2019年の東京からやって来た人の2024年の感想