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レディファーストをはねのけろ

今日のサムネイルは東京生活の頃の私です。
若い時はさんざん性被害に合い、母ちゃんになればこれ。そして中高年になると更にバカにされる。

どうしてか、私は知っています。
女は男より立場が弱い設定だからです。だから自分の方が偉そうにしていいと思っている。

でも子供を守るため、トラブルを避けるために我慢していました。なんでこっちがこんな気を遣わないといけないのか!!

そしてアメリカは中高年はまだまだ「レディファースト」文化が強いです。

どうしてか、私は知っています。
女は男より立場が弱い設定だからです。だから優先してあげた方がいいと思っている。

折角譲ってくれた男性がかわいそうなので、サンキューいって先にエレベーターを下りたりします。なんでこっちがこんな気を遣わないといけないのか!!

私に言わせると、これは私が背が低いからって身体能力的に劣っていると勝手に思い込む人が多い現象に似ています。
運動の知識、習慣がある人はそれぞれの体格で良さや強みがあるってわかっています。アスリートでも無ければ普段の食生活やトレーニングによって動ける身体を維持できているかがまず重要です。デカくても動けなきゃしょうがない。

ところがそういう知識が無い人、そういう人が周りにいない人に限ってね。これがまた悲しい事に、結構女性に多いんですよ…。子供の頃からこれで学校生活の最初で苦労しました。低身長だとまずイジメのターゲットになりますからね。私が体育ヒエラルキーの上の方と知ったとたんに態度変えるやつの多い事多い事。これがチビが筋トレする理由です。笑

わかる人はわかる

仕事でも同じです。女性だからっていうコンシャスなのかアンコンシャスなのか、バイアスかかってしばらく男性と同じ機会が与えられない事が多いです。

そんな時、こう思う事にしています。こいつらの周りにまともな女がいなかったんだな。可哀そう。

堪えながら実績を積み、文句言われないところまで持って行ってから、機会を要求するという作戦でどうにかやっています。自らケースを作らないとダメなんですよ。

日本の女性活躍推進でもロールモデルが少ないっていうのは言われていますよね。

お前がやれ!自分でやれ!

が私のアドバイスです。
会社が用意してくれるのを待つな。

もちろん筋トレなんかでなくてもいいんですよ。
これもロクな文化じゃないですからね。ただ馬鹿らしいけれど、フィジカルとメンタルの強さアピールにはなるんです。私の事を知っている仕事仲間はレディファーストはしません。ここまでくるのは簡単じゃ無かったです。

だから前回厳しい事書きました。

女性差別の中で私が一番怖いと思うのは、女性自身が慈悲的性差別を受け入れてしまっている事なんです。つまりレディファーストに疑問を持たないどころか、それを当たり前と思ってしまう事。男が奢れとか。

あと女性自身の内在化した女性蔑視ですね。自分自身、若い時に葛藤したからわかるんです。

痩せてモデルのような見た目に近づき、華やかな服装やメイクを保ち、言葉遣いや振る舞いを女性らしいと言われるように気を付け、男性を立て、女性からも褒められるようなのが女性として正解なのか?と。

たぶん日本の女性のほとんどがこれでしょう?
実はこういうのに「内在化したミソジニー」って名前があるんです。社会が作り上げた女性蔑視からくる「女性性」「女らしさ」に自分を合わせてしまう現象。

実は私自身、高校生の頃に無理なダイエットをしてみたら、急に周りから「カワイイ」と言われたんですよ。でもね。そうしたら運動も勉強もできなくなりました。体力が無くなったから。そして以前より痴漢にあいました。そこでこれはダメだろうと、リバウンドついでにマッチョ化していったんです。笑

もちろん思いっきり「女」としてですよ。私は女性であり、女性の身体を誇って、こうなんです。疑問無し。だから最近のジェンダー論は、逆に「女らしさ」「男らしさ」を押し付けているようでならないんです。

さて面白い記事があります。

そしてコメント見てください。
男性の女性に対する偏見、女性の女性自身に対する偏見。
私の言った通りですから。

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