愛があれば、なんて嘘ばっか。

落としてきてしまった私の持ってた光の数々
その意味を知るときの脱力感をあなたは知ってる?
いっぱい登ってきた階段のてっぺんに夕日の影
それでも眩しくて 孤独感が私を見つけてく

弱みを握られた私はただ笑うしかできない木偶の坊

息をするほど臆病になる 恋への気持ちは
私の辿る道を外(そ)れては あなたを探してる
そこにいると知ってるのに届かない
線引きの虚しさを感じるばかりの愛に触れて
つくろう笑顔を覚えた これも立派な片想い

片っ端から受けてきた屈辱の嵐に手間取って
バカに悩み泣いたりした時間の勿体なさを受け
それでもこの経験が多くの意地悪を知らしめても
この恋の循環 あったかい風が吹き付けるよう

想うのにも許可制の私と違って 君は倖せになる

君が嬉しそうに照れてると 石を投げたくて
小さな器だと思い知る 嫉妬ばかり満ちて
愛があれば なんて嘘ばっかだから
いつも綱引きしてはドベの私に喝采の雨
ひもじい心を適度に揺らして 故に愛に生きてみたい

あなたに恋してる君を見て 壊したくなるも
あなたを想えばできないから 悪夢を見るばかり
愛があれば なんて嘘ばっかだから
命綱なしで綱渡り 風は荒れ狂う中で
私は息を殺し恋をしてる 肌が焦げ付く
熱された鉄の綱の上で芸を披露すれば
傷付く心を泪に託して 故に愛に触れてみたい
バラ付く心を笑顔で隠して 故に愛に生きてみたい…

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