君を見ているよ

この坂道を上がったら 街が広く見えた
私の後ろ側から 燃える橙が伸ばす影に
泪なんかいらない…

側にいられなくても側にいる
その頰に当たる美しい夕日が
小指一本の約束よりも 君を見ているよ
ひたすら絆が星と増えていく そんな風に…

見慣れた景色が新しい 眺め方を変えて
ついでなんかいつもない 燃え盛る夕日を口実に
泣いたりなんかしないで…

その笑顔に魅せられたんだから
今日一杯の色で君のこと照らす
それが私だと思ってるなら 君を見ているよ
後悔も何もない明日が来る 私のように…

あなたが出す答えに 私が出す答えに
間違いがあったとしても
ちゃんといるよ 側にいるよ ずっといるよ

白々しい言葉なんていらない
荒れた道を歩いた足が正しい
小指一本の約束よりも 君を見ているよ
丸まる背中にこの手を添えて 君を見ているよ
だから信じて 新しい景色を あなたの道を…

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