愚直の破滅

何に付けても逃げたくなる
他人(ひと)の心が何にも読めなくて
どんどん傷付けていくから
良かれと思ったことも裏返し
何を語っても言い訳なら
誰か私の唇を縫い付けてくれたらいいのに

死んじまったほうが誰かのためになるんじゃないか
情けない私の背中を押してくれないか 崖の上で

愚直の破滅を繰り返してるのに
どうして こうも直らないんだろう
胸を開いて確かめてみたい
どういう構造になっているかを 自分でも見てみたい

人であるためどうするのか
極論の優しさに喰いしばり
笑顔の裏に付け込むなら
何を信じれば 何が許されて
愛を知りたいから 愛したら
余計な言葉が私から放たれてしまう一言

言葉は重んじるべきなのに軽々しく遣い
私はどれだけの人々を傷付けてきたのか知りたい

愚直の破滅は孤独に向かわせて
何度も脳を直せたらいいのに
頭を開き 中身を確かめ
正しく完璧に構築したい 許されるものならば

だけど 私の歌は私を肯定してるだけなら
自分本位に捏造した滑稽な歌詞ね
私は虚言癖であるのなら 私を解剖して調べて

愚直の破滅とまったく違うのに
嘘吐き なんて似合う言葉だろう
自分の意思はとっとと棄てろ
お前は人間じゃないマリオネット 操られていればいい
自分を殺すのは慣れてるはずでも 悼む心はあるのよ

-これが自分可愛さなんだろうか…

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