「音楽と鳥しんぶん」に連載されていたレコード研究家の音楽的日常のコラムが、noteマガジンでも登場!家人の夢の中で「あなたはレコードのマハラジャよ!」と美輪明宏さんに称賛された夏…
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2018年9月の記事一覧
完璧さ+α「奇跡のピアニスト、ブンダヴォエの究極のバッハ」
Fragments of History ~ ピアニストの黄金時代を担ったピアニストたち(5)
実は音楽の父ヨハン・セバスチャン・バッハを架空の人物だと信じていた頃があった。教科書で見る肖像画は中学生の僕には余りにも唐突な姿で、まさか実在していたとは思わなかったのである。
しかし、バッハは意外にもダ・ヴィンチやミケランジェロの200年以上後に生まれており、僕らが生れる200年くらい前までは生きてい
コリン・ウィルソンが愛したスクリャービン〜19世紀ピアニズム「ユリウス・イッサーリス : スクリャービン/24の前奏曲集+2」
~ Fragments of History ~
ピアニストの黄金時代を担ったピアニストたち(6)
スクリャービンの初期作品はショパンの作品形式を精神的にも受け継ぎ、練習曲、夜想曲、ワルツ、マズルカ、ポロネーズ、前奏曲、と同スタイルの名曲を多く残した。中でもショパンをも凌駕する白眉の出来は「24の前奏曲集 作品11」である。
ロシアの神秘主義作曲家としられるアレキサンドル・スクリャービンは、サ