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捨てるのではなく、手を開きなさい

以前、N先生にこう言われました。

「妙さん、ひょっとすると
人生を変えるときって
手を下に向けて何もかもを
捨ててしまうイメージじゃないですか?

開いた手から全てが下に落ちていく
そんな恐怖感はないですか?

こんな風に考えてみることもできますよ。

手はね
上に向けて開けばいいだけ。

上に向けて開くんだから何も失わないの。
ただ、開くだけ。

もし、やっぱり必要だって思ったら
また、手をそっと握ればいいじゃない。」

この言葉どおりに

人生を変えるとき手を上に向けて
思い切ってぱっと開けるようになりました。

手を上に向けて開けるようになってから
もっと大きく自分を変えたくなったとき

また
N先生がアドバイスをくださいました。

「妙さん、人生で飛ぶときは
紐なしバンジージャンプしなくちゃね。」

この言葉にはぎょっとしました。

それでなくても私は、高所恐怖症。

バンジージャンプなんか絶対にしたくありません。
それなのに紐がない・・・なんて
考えただけで卒倒しそうです。

心臓がドキドキしました。


でも
本当に紐なしのバンジージャンプしなさい
とN先生が言ったのではありません。



さて、ここからはマガジンになります。

恐怖と不安の向き合い方の
紐なしバンジージャンプとは?


紐なしバンジージャンプとは
退路を断って飛び出す勇気の意味と価値について
考えると明確になります。

紐なしバンジージャンプで感じるのは
まず怖いと恐ろしいいう「恐怖と不安」です。

成功したときではなく
失敗したときのことを想像してしまいます。

事故の確率は0ではなく

・バンジージャンプ:50万人に1人

・スカイダイビング:15万人に1人

・パラグライダー:1,000人あたり1.25人

だと読むだけでぞっとしてしまうのですが
なかには「なんだ、殆ど大丈夫じゃん」と
「不安も恐怖」も感じない人がいるでしょう。

さて「不安や恐怖」は
私たちが生き延びるためには必要な感情です。
失くすことは絶対にできません。

でも
恐怖と不安ばかりに敏感になってしまうと
新しい行動などまったくおこせません。

ジレンマ(相反する二つの選択肢からどちらか一方を選ばなければいけず、かつそのどちらを選んでも不利益を被りかねない状態)ですね。

ここで
考えなければならないことは
何かをするときに100%成功するなんてありません。
しかし何もしなければ、0%です。

何かを始めるとき
自分を変えるとき

うまくいかないことも当然あります。

紐なしバンジージャンプは「うまくいかないこと」に
びびるのではなく、紐がないのだから

「うまくいかない」ことを覚悟しますが
本当にバンジーするわけではないのですから
心構えについてどうマインドセットするかです。

この続きは又後でUPします。

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