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茶室建築 Tea-Room
2020年6月28日 10:52
「半床庵(はんしょうあん)」京都久田家に現存する茶室。久田家は利休と同時代に活躍した久田宗栄を初代とした茶家で、半床庵は多くの好みをのこした三代宗全(1647〜1707)により建てられたものです。しかし、この茶室は1864年に兵火に遭い焼失し、1886年(明治19年)に復興されました。宗全の長男勘太郎は表千家六代の覚々斎であり、表千家と久田家の強い結びつきがあるようです。半
2020年6月25日 11:26
「皆如庵(かいにょあん)」京都の円山公園南の西行庵にある茶室。桃山時代の切支丹大名として名高い高山右近のものと伝えられています。三畳の客座に道安囲いで隔てられた点前座。向切りの炉の隅に中柱を立て、火燈口(太鼓張り襖)を伴う仕切壁を立てる、これを道安囲(宗貞囲)と呼びます。始まりは利休の子の道安が脚のわるかったため、点前のぎこちなさを隠すために壁を立てたともいわれますが、茶の