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茶室建築 Tea-Room
2020年7月29日 10:53
「京都二条屋敷 二畳台目」有楽の茶室。大坂を去って京都に移り、京都二条に建てた屋敷にあったと伝わる席。通常の二畳台目に下座床を構え、榑縁(くれえん)を付し、縁との境には二枚の明障子。有楽はこのように、躙口からまず榑縁に上がり、それから座敷に上がる形を用いたそうです。榑縁は相伴席(織部の茶室・燕庵が有名)としても機能します。利休の死後、武家社会における接客法の慣習を茶の湯にも